概要
ポジションは内野手、右投左打。
青森山田高校、亜細亜大学、社会人野球のHondaを経て、2018年オフのドラフト会議にて阪神タイガースから3位指名を受け入団。背番号は0。
プロ1年目・2019年は新人・近本光司と共に開幕1軍入り・開幕戦スタメン出場を果たす。強肩堅守の遊撃手であるが、内野ならどこでも守ることができる。
2021年以降は中野拓夢の活躍もあり、出番を一気に減らし
2022年は一軍で出た試合数は僅か41試合となった。
しかし、2023年。その中野がセカンドにコンバートしたこともあり開幕一軍スタート。4月初旬から「8番・遊撃」に定着。4月9日のヤクルト戦で猛打賞。4月14日のDeNA戦では先制タイムリー安打を放つなど全得点に絡む今季2度目の猛打賞を記録。春先から好調を維持し、5月14日のDeNA戦でその時点での規定打席に到達しリーグ3位となる.356をマーク。
下位打線でありながら高い打撃力を発揮し、上位打線へのつなぎ役となるゆえに「恐怖の8番打者」、特に満塁の場面で結果を残すため「満塁男」とも呼ばれている。
同年、阪神は18年ぶりのリーグ制覇を果たし、木浪としてもプロ入り初の規定打席に達したシーズンとなった。
また、CSの第2戦9回ウラ2アウト満塁でサヨナラヒットを打ち日本シリーズ進出に大手をかけた。ちなみにCSでのサヨナラ勝ちはこれが球団史上初の快挙。この翌日も見事勝利し無傷の3連勝で日本シリーズ進出。
彼は3試合で打率.500(10打数5安打)という驚異的な記録を叩き出し
クライマックスシリーズのMVPに選出された。
一応言わせてもらう。彼は8番打者です。
更にその勝負強さは日本シリーズでも健在でありオリックスとの7試合で
打率.400(25打数10安打)、なんと無失策で日本一にも貢献した。
しかもこの年自身初となるゴールデングラブ賞を受賞した。