ネオ・ジオン軍の量産型可変モビルスーツで「エミール」のコードネームを持つ。
機体説明
ガザCの発展型。MA形態での戦闘力強化が行われている。
他のガザシリーズと異なり航行能力に主眼が置かれて設計された。
その為MS形態でのマニピュレーター及び脚部は、通常のMSと比較して簡易なものとなっている。ちなみに、脚部はテール・スタビレーター兼ランディング・ギアとして機体後部に同じものがもう1本装備されている。
またガザシリーズの特徴でもある「ナックルバスター」は本機には採用されておらず、汎用のバズーカなどを装備する。
この機体の特徴は、MA形態時に機体そのものがサブフライトシステムとして運用できる点であり、その背にMSを1機搭載することが可能である。
アクシズ製MSとしては開発時期が早く、グリプス戦役末期にはその存在が確認されている。
だが、従来のガザシリーズとのパーツの共有度が低かった事からガザC、Dの生産ラインでの転用が利かず、生産数は他のガザシリーズに比べて多くはなかった(一部パーツはズサとの互換性があった)。
また、内紛時にほとんどの機体がハマーン側について、サイド3防衛戦に投入されたが、モウサ激突時に投入されていた全機が失われた。