ブラウザゲーム
ぶらうざげーむ
Webブラウザで遊べるコンピュータゲーム。
特色
ブラウザだけで遊べるため、家庭用ゲーム機のようにハード・ソフト・コントローラなどを用意する必要がない。作る側も個人で簡単に公開でき、アプリストアの規制やソフ倫のような規制も回避できる。
必要なデータだけを都度ダウンロードするため、昔のPCゲームのようにディスクを入れる手間や、アプリゲームのように前もってゲームをインストールする手間がなく、そのデータにストレージを圧迫される心配もなく、OSへの依存も少ない。あまり重たいゲームは無いジャンルなので極端に古いものでなければある程度の低スペックマシンでも耐えられる。
インターネット料金が従量制であったことの名残から、キャッシュへのダウンロード後は回線を切っても遊べるオフラインゲームも存在する。
かつてはFLASHベースが多かったが(その他にはJavaアプレット、Shockwave、Unityなど)、Webブラウザ全般からこうしたプラグインのサポートが廃されていくに伴い、大半のブラウザゲームはHTML5に移行している。
HTML5ベースの場合はスマートフォンのブラウザアプリでも遊べるが、画面の縦横を間違えると表示に大きな支障をきたしリロードしないと直らない事も。また、PCとスマホ共通設計の場合が多く、マウスやタッチパネルでの操作を主としており、複雑なコマンド入力などを必要とするジャンルのゲームには不向きな面がある。
『ドラゴンクエストⅩ』のようにPC版・家庭用ゲーム機版とブラウザゲーム版を同時に展開するタイトルもある。