「本当だ・・・何だか、急に力が満ち溢れてきた!」
詳細
天ノ川学園高校の新1年生・草尾ハルがリブラ・ゾディアーツから与えられたムスカスイッチで変身した一般ゾディアーツ。
感情の昂ぶりに合わせて外見が変化し能力が向上するという特徴がある(但しフェーズ3になるまでは十分に使いこなせていない)。
公式サイトでは、外見と能力の変化を「フェーズ1」「フェーズ2」「フェーズ3」と呼称して区別している。
外見
フェーズ1(第1形態)
複眼と触角を持つ頭部に毛の生えた四肢といったハエモチーフの怪人ではよくある風貌だが、右目・胴体・左肩に蠅座のコアを持つ。
身軽な動きで口から粘液を飛ばす攻撃手段を持つが、元々ハル自身が貧弱な上に気弱な性格である事もあってかあまり強くはない。
フェーズ2(第2形態)
四肢に緑色の装甲が形成され、パワーが向上した。更に、この形態では身体を大量の小蠅に変えて敵の攻撃を回避出来る(リミットブレイクも不可能)。
この時ハルの性格も攻撃的な物に変化し、第1人称が「僕」から「俺」に変わった。
フェーズ3(第3形態)
ハルがラストワンのスイッチを押した事で変身した最終形態。
肩と複眼に装甲が追加された。飛行能力を持ち、エネルギー弾を放つ。小蠅への分裂も自由自在に行えるようになった。
しかしその余りの力に呑まれた草尾は精神崩壊を起こしており、明確な自我はおろか言語能力さえ持たないという有様。
備考
88存在する星座の内、昆虫をモチーフとした星座はこのはえ座のみである。
また、外見が三段階で変わるという性質は、昆虫の変態が元ネタなのかもしれない。
スイッチャーの名前は仮面ライダースーパー1の登場人物・草波ハルミに由来していると思われる。
名前が「ムスカ」の為か、ファンの間ではよくネタにされている。
更に言えば、そちらのムスカの中の人繋がりで、テラー・ドーパントが出てくることも…。
モチーフはハエだが、フォーゼからはノミと言われていた(直後に賢吾から「そんな星座は無い」と突っ込まれた)。
スイッチャーの草尾ハルは、劇場版第3作や第45話で再登場する予定。
関連タグ
ザ・フライ…第二作の主人公・マーティンとは何かと共通点が多い。