概要
鍛冶王戦隊オノレンジャーが所有する空中巨大戦艦兼、固有武器にして巨大ロボに当たる存在。
名前や存在自体は「リップルタウン」の時点で何回か示唆されていたが、物語が終盤に差し掛かった「バーレル火山」の決戦において漸くご本人が登場する。
軍団ご自慢の戦艦であるが、「現場に遅れてやって来るのは何時もの事」と言われるほど到着が遅延しがちらしい。そのせいで救援を飛ばしたヤリドヴィッヒも撤退に失敗した。
甲板には船首の顔とは別に心臓部に当たる頭部が付いており、心臓部の口からは正義を打ち砕く必殺の『ジャスティスブレイカ』というビームを発射するが、一度発射するとエネルギー充填の為にチャージしなければならず、連続発射できないという弱点を持つ。
とは言ってもこれを喰らったら立て直しがメインとなるので強敵なのには間違いない。
おまけに連戦後の初手でぶちかまして来る為、常時ピーチ姫を入れていなかったらハードモードどころの騒ぎではなくなる。
ちなみに「ジャスティスブレイカー」じゃないのは本作の字数制限が10までとなっているため、リメイク版でも改名などはされなかった。リメイク版の図鑑説明文曰く『オリジナル版の10文字制限の名残』らしい。
なにかんがえてるのを使うと「最初から、おれを使えよ・・・・」と出る。
最後は中枢部である頭部を破壊された事で、脱出し損ねたオノレンジャーを道連れに派手な轟沈を遂げるのだった。
その巨体ゆえ量産化は出来てなかったようで、最終決戦の舞台となる「武器世界」では登場しない。というか、こんな奴が量産されていたらまず間違いなくプレイヤーの心が打ち砕かれるだろうが…。
エンディングのパレードでは、なぜか本家本物であるオノレンジャーのメンバーではなく、カジオーが搭乗している。