概要
『スーパーマリオRPG』の敵勢力でもあるカジオー軍団のオノレンジャーが所有する空中巨大戦艦兼、固有武器にして巨大ロボに当たる存在。
名前や存在自体はリップルタウンの時点で何回か示唆されていたが、物語が終盤に差し掛かったバーレル火山の決戦において遂に登場する。
カジオー軍団ご自慢の戦艦であるが「現場に遅れてやって来るのは何時もの事」と言われる程に到着が遅く、そのせいで救援を飛ばしたヤリドヴィッヒも撤退に失敗してマリオとやむなく戦うはめになった。
戦闘ではオノレンジャー全員を倒すと彼らが最後の手段としてオノフォースを起動させてそのまま連戦となる。
甲板には船首の顔とは別に心臓部に当たる頭部が付いており、心臓部の口からは正義を打ち砕く必殺の『ジャスティスブレイカ』というビームを発射する。
これは敵が使用する技の中でも威力がトップクラスであり、放たれたら立て直しがメインとなるので回復に特化したピーチがパーティーにいなかったらハードモードどころの騒ぎではなくなる程の苦しい状況に陥りやすい。
おまけに連戦後の初手でぶちかまして来るためオノレンジャーを倒した時にHPが減っていたらそのまま全滅してしまう事もあるため強敵なのには間違いないが、一度発射するとエネルギー充填のためにチャージしなければならず連続発射できないという弱点を持つ。
オノレンジャーを倒す前にジーノの「ジーノウェーヴ」で防御力を上昇させたり「ケロケロドリンク」などの全体回復できるアイテムがあれば惜しみなく活用しよう。
最後は中枢部である頭部を破壊された事で脱出し損ねたオノレンジャーを道連れに派手な轟沈を遂げるのだった。
巨大戦艦からか量産化はできてなかったようで最終決戦の舞台となる武器世界では登場しないが、もしオノフォースが量産されていたらまず間違いなくプレイヤーの心が打ち砕かれていたかもしれない…。
エンディングのパレードでは何故かオノレンジャーではなくカジオーが搭乗している。
マロのなにかんがえてるのを使うと「最初から、おれを使えよ・・・・」と戦隊もので誰しもが思った身も蓋もない事を考えている。
ちなみに「ジャスティスブレイカー」じゃないのはSFC版の文字数制限が10までだったからだが、リメイク版でも特に変更はされておらずモンスターリストでも「かつての文字制限の名残り」と解説されている。