概要
ドラえもんのひみつ道具の一つ。エピソード「立体コピー」に登場。
見た目は何の変哲もないただの紙だが、対象物をその上に置くことで置いた物の立体的なコピーを生み出すことが可能。無機物有機物の制限はない模様。
鏡型ひみつ道具のフエルミラーと違い左右の反転はしないが、コピーといえど中身があるハリボテといった感じで人物ならマネキンのように自立する、車ならエンジンは見た目だけで自走はしない。
人物のコピーは自分でポージングを決めれることができるが、なんらかの外的要因があればポーズが勝手に変わってしまう。劇中では下記のジャイアンにより拳を振り上げ上を見るポーズに変わったところに通りかかった警官が不審がって視線をその先に移すと、たまたまその先の民家の屋根に泥棒がいた(なおこの際、漫画版ではコピーのび太の口が開いており「どろぼう」と叫んでいるような描写があるが他のシーンを見る限り発声するようなシーンは無いので、作画ミスで「どろぼう」も警官のリアクションだろう)。
性質上ハリボテだからか強めの風で飛ぶほど非常に軽く手応えも薄いもので、ジャイアンが留守番として案山子よろしく立たされていたのび太のコピー(不審者を威嚇するためにファイティングポーズを取っていた)に喧嘩を売られたと勘違いしていつもの如く殴りかかるも、風船のようにポンポン跳ねるばかりでジャイアンの方が先にダウンしてしまった。
その後たまたま通りかかった警官が上記の流れで泥棒を発見したあと風に吹かれて飛んでいき、たまたま川に落ちてそこで溺れていた子供がいたが浮き輪の代わりを果たすこととなった。
のび太がコピーした自動車はドラえもん、のび太、しずかの3人が乗っても飛んでいたため、積載量の基準は不明。
またのび太やしずかをコピーした際は、本人達がうつ伏せで紙に寝転がってコピーは仰向けに生成されたが自動車は紙の上を走らせてコピーを生成したものの、何故か逆さまではなくオリジナルと同じ向きで生成されているため接地面の基準は不明。