大戦艦清霜
だいせんかんきよしも
概要
大戦艦清霜とは駆逐艦である清霜が戦艦となるまでのサクセスストーリーである。
常日頃、戦艦に対して強い憧れと共に、自分も近代化改修を続ければいつか戦艦になれると信じて疑わない彼女が戦艦を目指している様子や過程、戦艦のコスプレに妄想など戦艦化に関わる行為を行っているものを指す。
なお、大戦艦と呼ばれる戦艦は彼女のいる艦隊これくしょんの世界には登場しない。
一方で宇宙戦艦ヤマトや蒼き鋼のアルペジオなどの世界で登場する事から、そんなものは存在しないという架空繋がりで呼ばれるようになったのかどうかまでは定かでは無い。
漫画「いつか静かな海で」では礼号作戦絡みか足柄をリスペクトしている清霜だが、戦艦の中継地点として重巡洋艦を目指そうとしているのかもしれない。
ゲームシステム的には改装を行った時に艦種が変更される艦娘もいるため、改装設計図を必要とする所轄「if改装」なら大戦艦は無理でも、戦艦にはなれる…ようになるかもしれない。
まさかの公式
プライズフィギュアより2017年8月に清霜のフィギュアが発表された。
胸を張って腕を組む姿は、さながら某巨大ロボット伝統の立ち姿そのもの。
そしてこのフィギュア、背中の艤装を装着させる接合部分にちょっとした仕掛けが存在する。
この接合部、じつは同シリーズの長門型戦艦の艤装接合部と設計が同じというサプライズ要素があり、長門型の艤装を背負って不敵に笑う清霜という夢のシチュエーションが完成するのだ。長門型3番艦になれるかも!?
そして、2018年の冬イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』にて、決戦仕様modeが多くの艦娘に実装され、清霜も決戦仕様となったのだが、その姿というのが…。
憧れの超巨大戦艦・武蔵のお古の手袋をしたものであった(当然、手袋のサイズは合っておらずブカブカである)。誰に結ってもらったのか、髪型も武蔵を意識したものになっている。
ある意味、ちょっとだけ夢が叶ったと言える…かも。
メディアミックス作品では
「艦これ コミックアラカルト 舞鶴鎮守府編 八」にて、清霜が実際に戦艦となっている。但し、一話限りの上、大本営の書類ミスが発覚し、すぐに駆逐艦に戻された。とはいえ、作中では戦艦の名に恥じない活躍を見せていたので、今後本当に戦艦になった場合、清霜が大活躍する姿を見れる...かも?
一式徹甲弾改
2020年1月31日に19年12月のランカー報酬として徹甲弾の上位装備である一式徹甲弾改が実装された。
徹甲弾であるから艦これの仕様上戦艦系しか装備できないのであるが、その装備妖精が何故か清霜に酷似している。
艦娘に似ている妖精は今となっては珍しいものではないが、見た目が似ている艦娘が対象装備を装備できないというのは改造やコンバートによって積めたり積めなかったりする事例を除けば初めての事態である。
さらに2月7日に一式徹甲弾からのアップグレ-ドによる一式徹甲弾改の本実装と一式徹甲弾改自体の改修が可能になったが、その改修に必要な二番艦(の一人)が清霜である。
誰よりも戦艦に憧れ、誰よりも戦艦を見つめ続けた彼女だからこそ気づくことが出来た改修ポイントというものがあったのかもしれない。
改二が実装された際に特例として徹甲弾が装備できるようになるのでは、という考察もあったが、2023年10月11日に実装されたコンバートの2形態「清霜改二」「清霜改二丁」ともに装備できるようになることは結局なく、謎は益々深まることになった。