怪盗ローズ
かいとうろーず
CV:折笠富美子
ドラえもんは彼女に一目惚れし片思いしている。
しかし、実は彼女こそが怪盗ローズの正体。ベルには婚約者の男性型ロボットがいたのだが、悪質な宝石コレクター・ガジルが彼の動力源となる宝石「青い涙」を強奪したため機能停止してしまっている。ベルは青い涙と呼び合う鐘型の鈴を持っており、これがきっかけとなってドラえもんやのび太たちと出会うことになる。
作中
ドラえもんの誕生日の夜、ローズは警察に追われている最中に上記の鈴を落としてしまう。
一方、誕生日パーティーのため22世紀を訪れていたのび太は、目の前に落ちた鈴を拾いドラえもんへの誕生日プレゼントにしようと思いつく。ドラえもんはのび太からのプレゼントに喜び、首輪についている壊れた鈴と交換してしまう。
青い瞳を探す唯一の手掛かりである鈴を失ったベルは、捜索の末に21世紀ののび太の部屋を訪れる。「その鈴は仕事の為に必要」という口実でドラえもんから鈴を返してもらおうとしたが、ドラえもんは絶対に外れないという強固な首輪に交換しており、どうしても鈴を外すことが出来ない。
やむなくドラえもんを騙して22世紀に同行させ、ガジル邸に潜入して青い涙の存在を確認するが、いただき小ばんでこっそり同行していたのび太に真意と正体がバレてしまう。のび太はドラえもんに事情を話して、彼女に会わない様に警告したものの逆にドラえもんを怒らせてしまった。
その夜、怪盗ローズの姿になった彼女は再びガジル邸への侵入を試みるが、のび太の言葉を信じていたドラえもんに制止される。彼の言葉を振り切って青い涙を取り戻そうとするが、結局は失敗してのび太やドラミ達に助けられる。
一同に真実を打ち明けたものの、彼らを巻き込むわけにはいかないと考えたローズは、翌朝一人で青い瞳奪還に向かう。しかし、それでも駆け付けたのび太やドラミ、セワシ、そしてドラえもんの助力でガジルから青い涙を奪い返し、婚約者の機能を取り戻した。
指名手配されていたものの、情状酌量の余地があったためかベルが逮捕されることはなく、後日ドラえもんやのび太に遠くから見守られる中、恋人と結婚式を挙げた。
結局ドラえもんの恋は悲恋に終わってしまったものの、彼の表情はとても晴れやかだった。