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2023-12-11 14:46:07 バージョン
なまびーる
熱処理をしていないビールのこと。
現在の日本で製造されているビールは瓶も缶もほとんどが生ビールである。
ビールは製造課程で酵母による発酵を活用するが、熟成が終わってもこれが残ったままだと更に発酵が続いてしまい、味が変化してしまう。
これを防ぐために、50～60度ほどで加熱することで酵母の働きを止めてしまうのが以前は主流であった。
しかし1960年代ごろから濾過技術の向上により、加熱せずにフィルター等で酵母を取り除いたビールが現れ、主流になっていく。
これが現在の「生ビール」である。
ちなみに、「熱処理も濾過もしていない」、つまり酵母がそのまま残ったビールも存在する。
これも当然生ビールである。
前述した通りこれでは発酵が進んでしまうため、濾過済みのものより賞味期限が著しく短い。
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