概要
神威大門統合学園2年5組の生徒であり、ジェノック第3小隊のプレイヤー兼小隊長を務める。
丁寧な物腰だが、どこか冷たい口調で周囲の人間を寄せ付けないタイプ。
あまり積極的にバトルに参加することはなく、部下の機体がロスト(完全破壊)することも意に介さない。
それゆえ「仲間殺しの東郷リクヤ」の異名を持つ。
ミッション『タンデムの港攻略作戦』では、同じ第3小隊の山名シンと谷下アキトをロストに追い込み、その後の『エンジェルピース攻略作戦』で新たに第3小隊に加わった転入生に関しても、要塞攻略に行き詰まったにもかかわらず自分だけエスケープスタンスを取り、転入生を僅か1日でロストさせる。
それ故にジェノックの生徒たちからは不快に思われていたが、19話にて篠目アカネとロイ・チェンの話で、自らが日本の総理大臣・東郷儀一の息子であることが判明し、また儀一によってロストエリアへの鍵となる『パラサイトキー』の一つをリクヤの機体『DCオフェンサー』に隠されていたことが明らかとなった。第3小隊のプレイヤーがリクヤの機体を庇ってロストしたのは、パラサイトキーを守るためだったのである。
しかし、パラサイトキーを守れという儀一からの任務を自らが全う出来なかったことに葛藤し、ウォータイムではアカネとロイに機体の援護を任せっきりでいたが、23話で小隊メカニックの朝比奈コウタの叱咤説得によって仲間を信頼するようになる。それからはコウタ・アカネ・ロイを名前で呼ぶようになり、29話で法条ムラクたちロシウスの生徒がジェノックに入ってきたときも、初めは仲間として認めなかったものの、自らの機体を援護し、同じ仮想国の仲間だということを教えてくれたムラクたちのことを信頼するようになった。
ところが、30話にて部屋を訪ねた磯谷ゲンドウの執事役・綾部の襲撃に遇い、DCオフェンサーのパラサイトキーをエゼルダーム=ワールドセイバーに奪われてしまった。
しかし、リクヤはワールドセイバーの企みを阻止するため、世界連合軍の一員として全力を尽くした。一方でセカンドワールドのシステムの危険性を認識したことで、神威大門をERPから切り離すよう儀一を説得するが、拒否されてしまう。
ワールドセイバーとの2度目の戦いでは、ラージドロイド「サイロンガーター」の攻撃からキャサリンを庇い機体はロスト。リクヤはもう自分が世界連合軍として戦えないことを悔やんでいた。
以下、ネタバレ注意
ロストした直後突然、リクヤのコントロールポッドから紫色のガスが噴出し、リクヤは突如消息を絶ってしまう。その後、セレディによって、そのガスが毒ガスであると告げられる。
リクヤはセレディの工作によって死亡したと思われた。
しかし毒ガスは綾部によって催涙ガスにすりかえられており眠らされていただけであった。
その後は学園を去り本土に帰還したが、父のとある知らせを聞き青ざめ、その場で泣き崩れるのであった。
専用機
上記の通りDCオフェンサーを使用。
パラサイトキーを奪われた後はオーヴェインと同じマルチギミックサックを装備する。
余談
ちなみに、一部のユーザーの中では容姿がイナズマイレブンGOの登場人物である南沢篤志にどことなく似ていることからネタにされている。