概要
ウェンディゴ・プロジェクトの責任者である女性科学者。
民間企業のマン・マシーン・インターフェース研究開発部よりツェントル・プロジェクトに出向し、機動兵器「ウェンディゴ」の開発を行っていた。
ウェンディゴの開発に執心していた理由の一つとして「戦争に巻き込まれた息子に身体を与えてやりたい」という想いがあり、機体の制御コアには全身不随となった彼女の息子のトニーが使用されている。
ウェンディゴの開発に当たりテロリストの協力を受けており、その見返りとしてウェンディゴの試作機を起動させ地球連邦軍のインジリスク基地を襲撃させる。
機体はカイ・キタムラ少佐の量産型ゲシュペンストMk-Ⅱに沈黙させられるが、トニーのいるコアユニットはドナの事情を汲み取ったカイの温情により抜き取られた。
その後、トニーは医療施設へ搬送され、ドナ自身もカイの気持ちに応える形で事情聴取に応じ、身柄はギリアム・イェーガー率いる情報部に引き渡された。
OG外伝では、身柄拘束後、カイとの面会で、この時点でで公になっていなかったツェントル・プロジェクトの概要を彼に伝えた。
彼女の後任としてエルデ・ミッテがツェントル・プロジェクトに赴任したためウェンディゴの開発は中止されるが、量産型はAI制御の無人機として生産され、基地の防衛などに充てられた。
人間関係
トニー
息子。
ウェンディゴは身体を動かす機能を失った彼の肉体の代わりとして開発された。
たまたま同じ食堂に通っており意気投合するが、最終的に彼にウェンディゴを破壊される。
ウェンディゴが引き起こした事件の後、ドナの身柄を引き取っている。
OGシリーズでは共にツェントル・プロジェクトに関わっているが、内心では彼女のことを侮蔑し、嘲笑していた。
エルデとドナはいくつか共通点を見出せるが、人間性は大きく異なっている。
余談
髪を下したドナの姿は、クリアーナ・リムスカヤとよく似ている。