概要
PS2用低価格ゲームシリーズのSIMPLE2000シリーズの1つとして2005年7月28日にD3パブリッシャーから発売された。開発は前作に引き続きサンドロットが担当。海外ではヨーロッパ方面で『Global Defence Force』というタイトルで2006年6月29日にEssential Gamesから発売されている。
71ステージ×2キャラ×5種類の難易度(隠し難易度あり)=710ステージという大ボリュームと、一見調整不足のようでありながら対策を立てればギリギリクリア可能という絶妙な難易度設定が多くのユーザーの心を掴んだ。その人気ぶりから後年にはプレイステーション・ヴィータやニンテンドースイッチなどのハードにも移植されている。
ストーリーに関しては「宇宙人が攻めてきた!戦え!」であり、「戦術的には勝ってても戦略的には負け続け。なんとか出来るのは俺一人!(協力プレイ時は二人)」だけで全てが説明できるほどの単純明快さである。本当に内容がこれだけだから困る。
とりあえず難しいゲームの話題になれば「地球防衛軍2のクモ」と言っておけば間違いない。
ゲームシステム
多様な武器を選択し、自分の腕前に合わせた難易度を選び、ただひたすらに群がる巨大生物やUFO、スペースシップなどを撃破していく点は前作と同様。本作では陸戦兵とは別に、レーザーやプラズマ兵器などの光学兵器を扱い、背部の飛行ユニットで空中を自在に飛ぶ女性だけの精鋭部隊ペイルウイングという新たな兵科が選択可能。
また、インベーダーの戦力も羽蟻や蜘蛛などの巨大生物をはじめ、無尽蔵に巨大生物を発生させるインセクトヒル(蟻塚)やインセクトネスト(巣穴)などが出現。前作以上に熾烈な戦いが展開される。