概要
謎のペルソナ使い3人組ストレガのうちのひとり。ナビゲーター役。
赤い髪に白いロリータ服の少女。前衛的な絵を得意とする。精神的に不安定で、自傷行為を繰り返している。
リーダーであるタカヤの思想に多大な影響を受けており、「死より恐れるべきは執着すること」だと考えていたが、伊織順平と交流して行くうちにその思想に揺らぎが生じ始める。
使用武器は手斧。
実は桐条グループ・エルゴノミクス研究所において作られた人工ペルソナ使いの生き残り。ゲーム中あきらかになることはない(FesおよびP3Pにおいては、追加イベントであきらかになる)が、本名は『吉野千鳥(よしの・ちどり)』。詳しくはストレガ参照。
メーディアは神話のエピソードから、黄金の羊の仮面の魔女の姿で表現されており、チドリはメーディアを「私の友達」と表現するなど、非常に愛着を持っている。
メーディアが得意とするのはアギ系、ムドオン、コンセントレイトといった魔法中心。マリンカリンなどのデバフや生命の泉などのサポート系スキルも習得し、特に回復能力は作中で枯れた花を蘇らせられるほどの規格外の性能を持つ(元ネタのメーディアも若返りの魔法を会得している他、後述するイアソンに裏切られたエピソードではグラウケーを呪術で燃やすという形で報復を行った)。
また、山岸風花のルキア同様にストレガのナビ役としても活躍する。
『刑死者』は「献身」や「自己犠牲」を象徴するアルカナとされ、まさしく神話において夫であるアルゴー号船長イアソンを魔法で助けた魔女に相応しい。
しかし、刑死者の逆位置が「徒労」を意味するように、メーディアは献身の甲斐なくイアソンにグラウケーとの婚姻という形で裏切られてしまう。
ちなみに関係の深い順平のアルカナはズバリ『魔術師』である(彼に対応するペルソナ『ヘルメス』は錬金術に縁の深い神である)。