概要
スター団の一員にして、ビワの親友。所持ポケモンはグレッグルとオコリザル。ビワ戦の後では、彼女に代わってスター団の境遇の一端を主人公たちに伝える役割を担った。
かつてはアカデミーで1番の人気者だったが、ビワが入学した後はその人気を取られてしまい、彼女を疎ましく思うようになった(ビワには、人物像からも分かるように全く非はない)。そこでクラスメイトに呼びかけ、ビワをいじめるように仕向けていた。
しかし、それも長くは続かず、すぐにいじめのターゲットがタナカ自身に変わり、アカデミーでの居場所を失っていった。自分で言っていた通り「因果応報」に他ならないが、そんなタナカを助けたのが、なんとかつて自分がいじめていたビワだった。
この一件で、ビワの優しさと器の大きさを知ったタナカは彼女と和解し、以来無二の親友になった。
タナカは、本来スター団に入る資格などないはずのいじめっ子だった。つまり、一歩間違えば他のいじめっ子と同じようにスター団の反撃を受け、退学に追い込まれてもおかしくなかった。そんな彼女が今でもアカデミーにいられるのは、スター大作戦の前にいじめられる側に回っていたためと、何よりビワが彼女を許し、手を差し伸べてくれたためである。
私利私欲の行動の報いで様々な物を失ってしまった彼女だが、いじめられる側に立ったことで、ビワという人物やその境遇を知ることができたのは救いである。