概要
アオイ科(クロンキスト体系や新エングラー体系ではアオギリ科)の常緑樹。熱帯地域で広く栽培されている。
紡錘型の果実の中に種子(カカオ豆)が詰まっており、これを発酵させたものがココアやチョコレートの原料になる。「カカオ豆」とはいうがこの植物はマメ科ではなくアオイ科である。
主にガーナやコートジボワールで生産されている事が知られているものの、生まれは中南米であり、今日でいうチョコレートも本来は苦い汁であった。学名がテオブロマ(神の食物)とされている通り、王族などの偉い身分の人にしか口にできるものではなかったという。高価であったので通貨としても利用されていた。
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カカオウラ…カカオがモデルのキャラクター(モンスター)。