北条悟史とは、07th Expansionの制作の同人ゲーム、ひぐらしのなく頃におよびその関連作品、メディアミックス作品に登場するキャラクターである。
以下には、「ひぐらしのなく頃に」のネタばれを含みます。閲覧には十分ご注意ください。
概要
北条沙都子の実の兄。
圭一より学年一つ上。魅音と同学年?
容姿
髪は沙都子と同じくイエロー。
体つきはほっそりして、男としては華奢な印象。線が細い。
一見穏やかそう。「ぽややんとした雰囲気」。
服装は普通のカッターシャツに黒ズボン。中に水色のシャツを着用。
人物、性格
空いた時間は本を読むなど運動はしない文系タイプ。大人しく優しいが、少し頼りない、危なっかしい印象。
少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」に参加。
背番号は7。3割打者。だが本番に弱いため目立った活躍はなかった。
沙都子と同じく、ブロッコリーとカリフラワーの区別がつかない。
好物は唐揚げ。
困ると「むぅ…」と口ごもる。
気安く他人の頭を撫でるクセがある。
家族構成
母親が離婚再婚を繰り返したため、苗字を少なくとも4回変更している。(畠、吉澤、松浦、北条)
その変化になんとか適応しようと努力していた。
両親(義理の父と実の母)は昭和55年に共に他界。
両親の死後は叔父(義理の父の弟とその妻)夫婦に引き取られ、妹・沙都子と共に生活していた。
叔父(北条鉄平)は愛人のもとに転がり込み留守のことが多く、主に叔母(北条玉枝)と沙都子との3人の生活であったようである。
沙都子との関係
家庭の変化に適応できず、保護者とうまくいかない沙都子が甘えられる唯一の家族。
兄として妹を大切に思っており、面倒をずっと見てきた。
しかし、一時期沙都子の世話に疲れて、無意識に逃げ出そうと考えていたこともあった。
状況
両親が雛見沢ダム建設推進派の筆頭格であったため、ダム反対派である村の重鎮(園崎家・公由家など)と対立し、結果村八分の扱いを受けることとなった。悟史・沙都子もその子供であることによって村人から冷遇されている。
家庭内においては、沙都子と両親・叔父夫婦との確執を間に入って止めることの繰り返しにより、ストレスを溜めていた。
学校では、大人の事情とは関係なく同級生として園崎魅音、古手梨花、竜宮レナらと仲良く過ごす。魅音の「部活」には、楽しく遊ぶことの他に、悟史と沙都子の帰宅を遅らせ、また、服を汚さずストレスを解消する方法としての側面も存在している。
村の医師である入江京介に勧誘され、彼が監督を務める少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」に参加。身体を動かすことによってストレスをある程度解消できていた。他の事情もあって失踪直前に退部を申し出ていたが、いつでも戻ってこられる休部の扱いになっている。
昭和57年、不良にからまれている魅音(妹の詩音が正体を偽ったもの)を助けにはいったことから、悟史自身気付かず園崎詩音と知り合う。その後雛見沢ファイターズに助力した魅音は実は詩音であったのだが、園崎魅音・詩音姉妹の連携により、綿流し直前までその二人一役は隠匿されていた。
昭和57年6月、綿流しの直後に失踪し、「4年目の祟りを受けた一人」とされる。