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地右衛門の編集履歴2024/03/04 01:22:09 版
編集者:ミッキー
編集内容:追記します

奪い尽くす。燃やし尽くす。俺のこの手で、何もかも……!

CV:岡本信彦

概要

Fate/SamuraiRemnant』における盈月の儀の参加者で、ランサー陣営のマスター。

舞台となっている慶安四年の十五年前に起きた「島原の乱」の生き残りであるらしく、顔に幾重にも布を巻き、肌の色も眼光も生気を感じさせない幽鬼じみた男。

そして持てるものもなくただ一人、聖杯戦争に参戦。

本来英霊として召喚できない黒き聖女と同じ姿のランサーと契約しており、共に諸行総てを燃やそうとしている。

人物

復讐鬼ではあるが基本的には冷静に行動し、序盤から由井正雪に接触し密かに同盟を組んで暗躍している。頭の回転も速く状況判断能力も極めて高い。

演者の岡本氏も彼の事を「狂気的に見えるが意外とクール」と評している。

とはいえ、やはり生き地獄を味わった故の復讐心は凄まじく、真剣に全てを殲滅せんと行動しているその在り方は、完全に復讐者としてのそれである。

当時子供だった地右衛門は、両親が目の前で自分を庇い死んだために心に大きな傷を負い、現在のような粗暴で自他の命を厭わない性格に変化した。

それ故、誰かが自分を庇ったり気遣う状況を嫌悪しており、家族と違って助けられる価値もない自分こそが地獄に落ちるべきと考えているサバイバーズ・ギルトの持ち主。

また異教徒として滅ぼされた側同士、ランサーの身の上には思うところがある模様。

追加コンテンツ慶安神前試合のランサー陣営では、優勝して願望器を手に入れるが、本編で抱いていた『全てを燃やし尽くす』と言う願いは叶えず別の願いを叶えた。その願いが具体的にどのようなものだったのかは明かされなかったが、この時の彼の台詞から察するに…

能力

魔術師としての素養があったらしく、地獄の業火を思わせる炎を操る。

その他、島原で使われていたと思われる所々焼け焦げて破れたを巻き付けた朽ちたを武器とする。

しかし、召喚したランサーは歪な召喚と契約で精神汚染を引き起こしているなど、やはり一般的な魔術師より腕前は拙く、良くて魔術使い程度。

だが、劇中では偶然にも令呪パスを通じて、ランサーの獄炎宝具を使ってみせる場面もあった。

こうした実力に依らない強さや在り方故に、彼を見くびった者は例えサーヴァントであっても悉く痛い目を見ている

関連人物

Fate/Samurai Remnant

天草四郎

自身も参加した島原の乱の指導者。

両親

復讐者として堕ちた今でも大切な存在として記憶している。

ランサー

契約したサーヴァント。

ランサーは彼の今の在り方に思うところがあるようで、命令には忠実に付き従うという形ながらも、視点としては彼に救いが訪れるよう見守り、たとえ自分も一緒に地獄に落ちようとも彼に慈愛を与えようとする素振りを見せている。

一方で、地右衛門はそれを感じ取っていて、自身には守られる道理も価値もないと考えており、終始自分に対して突き放すような態度を取っているが、本人なりには向き合っている。

他作品

Fate/GrandOrder

コラボイベント『盈月剣風帖』に登場。伊織や正雪と並ぶ主要人物だが、二人と違って非実装のNPC扱い。

原作では主導権を握られていた正雪らを奇襲し、三つ巴、四つ巴の混戦を作って場をかき回している。また、原作の経緯から怨念を呼び起こす力も得ており、早々にとんでもない敵を仕掛けてくる他、死霊系のエネミーを大量に使役し他陣営への攻撃や霊地を確保などを行う。

ストーリー中では本編の経緯を最も明瞭に覚えていた人物で、今回の舞台の真相をいち早く見抜き、戦いの中伊織や正雪の違和感に確信を持つなど聡明さは相変わらず。後から見てみれば彼の発言は全てが正解だった。

余談

CVの岡本信彦氏は過去シリーズで燕青を演じており、今回はマスター役への起用となる。

経歴や名前から、モデルは島原の乱において原城に立て篭もった一揆勢の中で唯一の生き残りである「山田右衛門作」かと思われる……

のだが、実は右衛門作は幕府側のスパイだった経緯が存在するため、同一人物とすると矛盾が大きい。

関連動画

紹介映像:ランサー陣営編

地右衛門の編集履歴2024/03/04 01:22:09 版
編集者:ミッキー
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地右衛門の編集履歴2024/03/04 01:22:09 版