概要
本作に登場するエネルギーの一つで、人間の発する悲鳴が元になっている。
敵組織である大宇宙侵略大走力団ハシリヤンが、地球へと侵略の手を伸ばしたのも、このギャーソリンを狙ってのことである。
ハシリヤンがなぜギャーソリンを狙うのか、またギャーソリンをいかなる目的で使おうとしているのかなど、物語開始時点では未だ言及されていない部分も多いものの、少なくとも現時点までに判明している点として、主に苦魔獣が行使する特殊能力で被害を受けた人々の悲鳴からギャーソリンが発生し、それを苦魔獣が溜め込むという形で収集が行われるというプロセスが、作中にて描かれている。
また、苦魔獣が倒されると溜め込まれていたギャーソリンも暴走し、ハイウェイ空間を経由して巨大化することが、ブンブンの台詞によって示唆されている。その際、サンシーターのメンバーであるヤイヤイ・ヤルカーが暴走状態のギャーソリンを体内に取り込み、後に吐き出すことで苦魔獣の再生・巨大化を可能とするが、その間のヤルカーも我を失った状態にあることから、この両者の間に何らかの因果関係があるのではないかと見る向きもある。