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鹿羽うらみの編集履歴

2024/03/07 19:46:47 版

編集者:加賀美 舞

編集内容:頭の包帯について追記修正。

声:早見沙織(アニメ版)

概要

逆転裁判3』第3話『逆転のレシピ』に登場。年齢25歳。身長154cm。

金融会社『カリヨーゼ』の社長秘書で、社長の芝九蔵虎ノ助を「トラ様」と呼び、好意を寄せている。彼とは去年の後半に訳あって知り合い、恋心が芽生えたうらみは自ら『カリヨーゼ』の社員となって以降、芝九蔵に健気に尽くしている。彼女の一途な思いとは裏腹に、芝九蔵はうらみの暗い性格や言動に苦手意識を持っている。常に陰気な彼女に、胸中では苛立ちを覚える事も多い。

だが「芝九蔵は、うらみの祖父にして、暴力団の組長である鹿羽権太とは、絶対的な上下関係」にある。権太が町全体の闇金融を取り仕切っている為、芝九蔵も自分を配下とする彼には頭が上がらない。芝九蔵から見れば、権太の溺愛する孫娘のうらみも「敵に回してはいけない相手にとって、最愛の存在」であるが故に、苦手なタイプでありながら無下に扱えずにいる。こうした背景から芝九蔵は嫌々ながらも、うらみを丁重に扱わざるを得ないのが現状である。

絵に描いた様なヤクザの祖父や上司と違って、うらみ自身は「ホラーチックな恐怖感を漂わせる女性」として描かれている。暗い茶髪のロングヘアで、焦げ茶色のワンピースを着た細身の女性で、頭に巻かれた包帯が特徴。頭の包帯は去年から、とある出来事が起きて以来、巻いている。その理由はゲームを進行させると判明する。恐ろしく恨めしげで湿っぽく、時々「‥‥‥ククッ」もしくは「‥‥‥クスッ」と不気味で意味深な笑い声を出す。

態度や言動もホラーテイストで、ヤクザの一族らしい物騒なものも顔を覗かせている。来客に差し出すお茶や食べ物に、何かを一服盛ったかの様な発言を好む。彼女のサイコ・ロック解除に失敗すると、その都度、物騒な物を成歩堂に勧めて来る。何これ怖い

エンディングでは「成歩堂にお礼として5000万円を貸し、お茶を渡した」と語っているが、『4』以降も生活に余裕の無さそうな彼の様子を見るに、何とか返済されたと思われる。

名前の由来は「」と「恨み」であり、開発中ではシナリオの変遷に伴い、何度も名前が変わった。第一候補は「鹿金(しかがね)」で、これは「鹿」の下に「金」と書くと「鏖(皆殺し)」と読む漢字になる事が由来。だが「誰にも解らない」との理由で没にされた。初期設定では「関西人の芝九蔵の愛人だった事」から「ナンバミナミ」という仮名もあった。

逆転検事』では、第3話『さらわれる逆転』で名前だけ登場している。ここでも『カリヨーゼ』から多額の借金を重ねた人物が、問題行動に走っている。その人物へ送られた督促状に、うらみの名前が記述されていた。

関連イラスト

虎ノ助と一緒に描かれているイラストが多い。→トラうら

今で言うヤンデレのハシリとして、他のヤンデレキャラのパロディをする絵も描かれている。

裁判の過程で、ある時『吐麗美庵』の制服を着ていた事が明らかになるが、本編では後ろ姿しか公開されなかった。その為、GBA版の発売当時は『お絵かき掲示板』等に「ウェイトレス服のうらみ」が描かれた。Pixivでは現在の所、数枚しかない。

余談

テレビアニメ版の声優は、過去に逆転裁判6レイファ・パドマ・クラインを演じており「コラボやスピンオフを除いた、ゲーム本編の出演声優が、テレビアニメ版にも起用される」という珍しい例となった。

鹿羽うらみの編集履歴

2024/03/07 19:46:47 版

編集者:加賀美 舞

編集内容:頭の包帯について追記修正。