ちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!
このきしべろはんがかねやちやほやされるためにまんがをかいているとおもっていたのかぁーっ
『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物、岸辺露伴の信条。
概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するマンガ家、岸辺露伴のセリフ。
全文は「この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!!」。
このセリフが発されたのは、家にサインをもらいにきた広瀬康一と間田敏和に「ヘブンズ・ドアー」をかけ、『本』を読もうとした際の康一からの問いに対して。「ぼくの体験を読まなくったってあなたは十分りっぱなマンガ家だ」「世間が認めてる」「同年代の誰よりも恵まれている」と言った康一に、露伴は
「 この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!! 」
「ぼくは『読んでもらうため』にマンガを描いている!『読んでもらうため』ただそれだけのためだ」
「そしてぼくは『読んでもらうため』毎日毎日『リアリティ』のある題材(ネタ)を探し続けている!」
と返した。
岸辺露伴は、『読んでもらうため』ならばクモを舐めることだろうと山をいくつも買うことだって、強いパンチを喰らったことさえ「経験」として自身の作品に昇華させる。このセリフには、その狂気的なまでの岸辺露伴の信条が如実に表れている。