概要
岸辺露伴はマンガを描く際、実体験、いわゆるリアリティを最大限重視する。
それは、自分が味わった感動や衝撃などを題材(ネタ)にしてマンガを描き、「誰かに読んでもらいたい」という「過程」から生まれる強い自己顕示欲であり、彼の欲の前では、漫画を読んでもらった「結果」が生んだ金や名声なんてオマケ以外何物でもない。
このセリフは、オニグモを拾い、その生態を図鑑で見たのち、トーンナイフでグリグリと抉って悶えるオニグモをなめようとした際に言ったセリフである(この光景を見ていた間田は嘔吐していた)。
広瀬康一「マンガ家って職業の人は・・・『変わった人間』なんだなぁ~~~っ」
………一応フォローしておくが、岸辺露伴が変人なだけで、全ての漫画家がそういう訳ではない。作者の荒木飛呂彦もこんなぶっとんだ変人ではない。喧嘩した担当編集と仲直りのために一緒に風呂に入ろうと風呂場に侵入したらしいが、決してこんなエキセントリックな変人ではない。多分。
その後、自身のスタンド「ヘブンズ・ドアー」の能力で康一を本にし、彼の体験談を「傑作」と賞するほど興味を沸かせ、その記憶を奪うなどリアリティの為に暴走するが、康一を助けに来た東方仗助を興味本位でプッツンさせた事で敗北。
クレイジー・ダイヤモンド(破壊力:A)で殴られた体験すらマンガの題材(ネタ)にするなど、康一の言う通りこの人はジョジョならではの変人である。
この欲が高じて、マンガの為に山を6つも購入(!)し、破産して康一の家に居候になるのはまた別のお話。
関連タグ
羽を舌にのせてみたところ毒をもっていることが判明した実在する鳥。現実世界にも露伴先生のような御方はいらっしゃるようだ。
最初にキノコを食べた者を尊敬する…毒かもしれないのにな…ただの幸運なバカがたまたま食べたら大丈夫だったのか…? それとも…飢えで追いつめられた必死さが切り開いた発見なのか?
幼少期から筋金入りの魔物好きで魔物の知識を深めるにつれそのうち味も知りたくなった、その上死んだら魔物に食べられたいと考えていたもよう。
チルチャック「サイコパスだ」