波紋戦士であるジョジョとシーザー、そして彼らの師匠リサリサ、リサリサの召使メッシーナは、敵対する人食い生物柱の男が潜伏している廃ホテルを見つけた。
作戦会議中、ジョジョとシーザーは意見が対立し、柱の男に特に恨みを持つシーザーは独りで廃ホテルに向かってしまう。
師匠リサリサはメッシーナにシーザーの監視と尾行を任せ、ジョジョにシーザーがあそこまで柱の男を恨むようになった過去を伝えた。
リサリサと、シーザーの想いを知ったジョジョは二人でシーザーの後を追う。
廃ホテルで二人は、メッシーナのちぎられた左腕と、突如吹っ飛んだホテルのエントランスを次々と目撃し、中からシーザーの叫び声が聞こえきた。
廃ホテル内には、シーザーの姿も柱の男の姿もなかったが、破壊された廃ホテルのロビーとその場に残された波紋から、ジョジョはシーザーが柱の男との戦いでついさっき亡くなったことを悟る。
シーザーの遺体を探そうとするジョジョだが、リサリサはすぐに柱の男のところに向かい戦うべきだと、たばこを咥えながら冷たく命令する。
ジョジョは、自分の兄弟子であり親友だったシーザーの死を気にも留めないリサリサに怒りを向けるが、すぐにあることに気付く。
「リサリサ先生」
「たばこ逆さだぜ」
ジョジョの言葉に、震える手でたばこを口から外し、顔をしかめるリサリサ。
リサリサは確かに、自分を慕ってくれる弟子のシーザーのことを大切に思っていた。
しかし、敵地の中では泣くことも叫ぶこともするわけにはいかず、先生として敢えて気丈に振舞っていたのだ。
ジョジョはそれを理解すると、シーザーに思いをはせながら、改めて柱の男に立ち向かう決意をする。
登場作品
関連イラスト
関連タグ
言った人:ジョセフ・ジョースター
言われた人:リサリサ
その後の展開→シィィザーーァァァッ