概要
立ち絵からNPCであり、ジェヴォーダンの獣と共に第五、第六の試練として立ちはだかる死嵐大王。
二騎合わせて『アヴェンジャー・ワイルドハント』として戦闘を行う。
真名
東ゴート王国の王であったテオドリック大王。
ローマ帝国を統治した後にイタリア領主であったオドアケルを暗殺して、東ゴート王国を興して初代王となった人物であり、同時にニーベルンゲンの歌等、ゲルマン叙事詩に登場する英雄、『ディートリヒ・フォン・ベルン』。すなわちディートリッヒ伝説のモデルとなった存在。
ドイツにおけるアーサー王の如き存在の源であり、嵐の王「ワイルドハント」を担う英霊の一騎でもある。
人物
異霊(オルタ)での現界、更に舞台となる世界に試練として登場した為、どこまでが本来の人格によるものかは不明。
嵐の王としての側面故に、その言動や視点は人間よりも神霊に近いところがあり、無慈悲な一面を見せながらも、復讐の業火を体験しながらも進み続ける主人公を「星見の旅人」として認める等、物理的・概念的な「強大な嵐」そのものとして立ちはだかる。