概要
敦実親王の子、母は藤原時平の娘、官位は従一位、左大臣、藤原道長の義父。
経歴
承平6年(936年)に源姓を贈られる、天慶元年(938年)に侍従、天暦2年(948年)に蔵人頭、天暦5年(951年)に参議となる。治部卿・左兵衛督・左衛門督を歴任して安和3年(970年)に権中納言、天禄3年(972年)に大納言、貞元2年(977年)に右大臣、翌年の貞元3年(978年)に左大臣、寛和3年(987年)に従一位となる。
人物
和琴・箏・笙・蹴鞠などを嗜んだという。娘倫子が道長との結婚を反対したが妻で倫子の母穆子は道長との結婚を認めたという。