概要
内容
律令制
奈良時代に設置された役職で大宝律令制定と共に発足、天平3年(731年)に役職となる。公卿官位は中納言の下である。定員は8名、位は四位以上。
明治時代
明治以降は太政官のもと大臣・納言の次に置かれた役職で薩長土肥の実力者が就任した。省の役職を兼任していたが後に内閣制度化に伴い廃止された。
任官者
武家の任官者
明治時代(カッコ内は兼職)
- 副島種臣
- 前原一誠
- 大久保利通(内務卿)
- 広沢真臣
- 佐々木高行(工部卿)
- 斎藤利行
- 木戸孝允
- 大隈重信(大蔵卿)
- 西郷隆盛
- 板垣退助
- 後藤象二郎
- 大木喬任(司法卿)
- 江藤新平(司法卿)
- 伊藤博文(工部卿→宮内卿)
- 勝海舟(海軍卿)
- 寺島宗則(外務卿)
- 伊地知正治
- 山県有朋(陸軍卿→内務卿)
- 黒田清隆(北海道開拓長官)
- 西郷従道(文部卿→陸軍卿→農商務卿)
- 川村純義(海軍卿)
- 井上馨(外務卿)
- 山田顕義(工部卿→内務卿→司法卿)
- 松方正義(内務卿→大蔵卿)
- 大山巌(陸軍卿)
- 福岡孝弟(文部卿)