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小西郷の概要
生没 | 天保14年5月4日(1843年6月1日) - 1902年(明治35年)7月18日) |
- 日本の武士・薩摩藩士、陸軍軍人、海軍軍人、政治家。元老。元帥海軍大将・従一位・大勲位・功二級・侯爵。
- 西郷隆盛の弟、西郷隆盛を「大西郷」と称するのに対し、従道を「小西郷」と呼ぶ場合がある。
- 名前の読みとして「つぐみち」が広く流布しているが、西郷家によると「じゅうどう」が正訓(正式の読み)である
- 幼名は竜助、茶坊主時代は竜庵、通称は信吾、諱は隆興(たかおき)→隆道→従道。
- 諱が従道になった理由は維新後に名前を登録する際に当時の諱の隆道(りゅうどう)が訛りすぎてて誰一人その名で認識してくれず、最終的に「じゅうどう」の名になってしまったので本人もそれを認めたらしい。
- 隆盛は大の写真嫌いだったため、現在の肖像画は従道の写真が上半分、従弟の大山巌が下半分を構成した単なるモンタージュ画像に過ぎない…のだが、親類縁者曰く「だいたいあんな感じ」らしく、現在も西郷家の子孫の方々はああいった感じの顔立ちである。
- 会話の時にはしょっちゅう「成程」と言っていたので「成程大臣」のあだ名があった。
- 功績より内閣総理大臣候補に推す者も多かったのだが、大山共々「隆盛兄さぁを逆賊とすっ、こん政府で長になることは出来もはん(意訳)」と断り続けていた。
- 西郷従道は妻・清子との間に11人の子供に恵まれ、そのうち「孫の孫」の西郷真悠子(三男・豊彦の子孫)がNHK大河ドラマ『西郷どん』に出演、三女・桜子(後に岩倉具視の孫と結婚)を演じた。
職掌
ドラマなどでの演者
関連
大久保利通:家族ぐるみで付き合いがあった
博物館明治村:東京都目黒区上目黒にあった西郷從道邸が移築、重要文化財に指定されている。