西郷吉之助
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さいごうきちのすけ
幕末から明治にかけて活躍した偉人「 西郷隆盛 」の別名。あるいは、その彼の孫の名前。
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すべて見る『エゴイズム』(改訂版)
自分が『自分』で無くなる。そんな苦痛を抱え悩む西郷に対し、木戸は冷たい言葉を投げる。『どうして自分を殺さないのか?』、その問いに対する木戸の答えは。4,493文字pixiv小説作品- 『別れを告げられないのは、想いがあるから』
『後編 『さよなら』を、『嘘』とは、言えないのを、知っているから』
西郷と木戸。遠い昔日を思いながら、再び出逢えた奇跡を思う。しかし、その頃には西郷は既に病んでいた。己の引き際を思いながら、簡単な死で後の事を全て木戸に負わせるなど考えられはしない。『強く』あろうとする木戸の姿は西郷には酷く美しく思える。そんな木戸と同じく、自分もまた『美しく』ありたいから。だが、『終わり』は見え始めている。自分達の。ならば、その次を。その次にこの国を負えるものを。だが、『さよなら』をもうありえないこととは思えない自分達の哀しさを西郷は熟知していた。6,301文字pixiv小説作品 吉木戸連載『小鳥と虎』*第1話*再会
(2025.2.8・本編加筆)明治4年1月。西郷の新政府参入のために、鹿児島から大坂へと船旅を重ねた木戸孝允は、久方ぶりに公人でなく私人として西郷と会う約束をしていた。出逢っては別離し、再会してはまた離れることを余儀なくされていたふたりは、ようやく本当の逢瀬を迎える。気を失った木戸を抱えながら、西郷の胸に去来するものは・・・。18,428文字pixiv小説作品吉木戸連載『小鳥と虎』*第3話*華(はな)
西郷と木戸。少しずつ溶け出すそれぞれの持つ互いへの想い。褥を前にして、小鳥と虎が時に戯れるように、けれど真剣に愛し合う姿は華やかな色彩をしていた。15,337文字pixiv小説作品『Destroy and Destiny 改訂版』
木戸は思う。自分の辿ってきた道を。そして、これから西郷と共に行く道を。 自分たちの行く末は・・・。 決まっているものなどないと信じたくもあるが、きっと、最後は決まっているのかもしれないと、そんな風に木戸には思えたりもしていた。5,296文字pixiv小説作品『再会の花 第五章 後編』(改訂版)
原を昼食に誘う陸奥。その場所は陸奥の『かけがえのない思い出の場所』だった。だからこそ、陸奥はその店へ原を誘った。しかし、その思い出の場所は、陸奥の中にあるどうしようもない『悲しみ』にも繋がる場所でもあった。血が繋がらなくともかけがえのない『家族』であったひとびと。そして、陸奥の『帰る家』。その場所を滅茶苦茶にしたモノの事を陸奥は赦すことは無い。原が知らなかった陸奥の内面。そして、原が帰って行った『誰も居ない家』、その事を思いながら陸奥は原への想いを再確認した。6,715文字pixiv小説作品『絡み合う心の糸 改訂版』
西南の戦が始まる。それは西郷との別れを意味した。戦時処理の相談のために岩倉邸に訪れた木戸の涙も流せぬ悲しみに岩倉は心を痛める。二人の間にあるもの。大切な友情と愛情。互いを繋ぐ糸を二人は再確認する。4,985文字pixiv小説作品『パルカエの代弁者』(改訂版)
西郷と木戸。想い合う二人の関係。その糸を断とうと画策する大久保。そして、木戸、西郷、井上、山縣、そんな『あの頃』の『家族』達の間にある絆。それすらも大久保は全て自分の思い通りにできると思う傲慢に酔っていた。自分以外を愛する者達と、自分だけを愛するモノ。その違いは糸と糸車と鋏の関係に似ていた。6,568文字pixiv小説作品吉木戸連載『小鳥と虎』*第2話*重ねたい想い
(2025.2.16本編加筆)力無く腕の中にいる木戸の様子を確かめながら、西郷は幕末の頃を思い出す。そして五代が用意していた部屋に辿り着いたふたりは、何気ないいつものやり取りの中で、互いの想いを感じ合っていた。17,148文字pixiv小説作品『ZERO』(吉木戸)
吉木戸です。吉は西郷さんのことです。なんだかんだ吉木戸は甘い方向性で。 あ、西郷さんは「あのモンタージュ」に象徴されるような人物ではなく、あくまで拙宅デザインのイメージで読んでください。じゃないと正直きつい。3,684文字pixiv小説作品『雨よ、帳を 雨よ、繋いで』
危険と分かっている場所でも愛しい、恋しいひとを護れる情報をを得られるならばと、自ら単身、内務卿室に乗り込んでゆく木戸。 その手には愛しいひとが大きな『対価』を支払って作ってくれたさやかなる紅いステッキ。音のしない雨、その雨がどうか愛しい、恋しい、ひとと自分の心を繋いでほしいと、木戸は誰にも知られなように願っていた。願いの『対価』は自身の決意と行動と決めて。9,091文字pixiv小説作品『見せない姿 改訂版』
精神的に追いつめられた西郷を前に木戸は、昔、最初に恋した相手、愛した相手として、西郷の苦しみを受け止めるのだった。離れられない二人。離れたくない強くそう願う二人だった。6,002文字pixiv小説作品