概要
本作のメインとなる舞台、狼之神高校アイスホッケー部に所属する3年生の男子学生。ポジションはゴーリー。1年生の時点で既にレギュラー。元となった作品『スピナマラダ!』には登場しないキャラクターであり、『ドッグスレッド』のストーリーチェンジャーとなる可能性がある。
容姿
もはや指摘することが野暮な位、彼そっくりである。野田サトル先生はスターシステムを起用するタイプなので、全くの別人ではあるのだが、1年経ってもゴールデンカムイ310話の衝撃から立ち直れなかったファンの心のヒビにしっかり入り込んでしまい、「罠でもいい」とばかりに注目されるようになる。しかも土肥の解説により、ゴーリーとしては小柄だが、猫のように俊敏という事が、コミックス加筆部分より前々主将が要太の兄である可能性が判明。
野田サトル先生、我々を殺すおつもりか?
活躍
登場自体は1話目から。この時はまだモブ感があった。本格登場は9話から。インターハイ決勝戦にて正ゴーリーとして出場するも試合中に内転筋を痛めやむなく源間浩一と交代。ベンチから試合を複雑そうな顔で見届ける。なおその時、なぜか主人公・白川朗から背中を叩かれながら慰められる。
しっかり喋り出したのは21話目。その人格は・・・。
人物
「お前スパイか?」
「オレは絶好調なんだよ!」
後輩であり同じゴーリーのポジションの安海に脚の怪我を心配された際、返した言葉がこれである。プライドが高く負けず嫌いな所が窺える。しかも安海は『スピナマラダ!』にも登場した人物ではあるものの、キャラデザが明らかに某セクシーマタギの幼少期っぽくなった為、あの対決シーンを連想してしまった人々が続出。また同じく後輩でゴーリーポジである源間浩一には対抗心を抱く描写も多く、益々彼と重ねてしまう羽目に。
しかし表情がコロコロ変わったり、その後二瓶監督が口を滑らせた事で発覚したある人物との淡い恋バナに食いついたりと、年相応の反応も見せている。
予断は許さないものの、明治上流階級の闇と家庭環境故に化け猫と化した男が、ちゃんとした祝福を受けて育ったIFの姿。それが常丸要太なのかもしれない。
余談
常丸と言う苗字は北海道と京都に120人ほどしか居ない珍苗字である。
『常』に必『要』とされる男と名づけられた彼の運命や如何に?