ろくぶんぎ座
ろくぶんぎざ
うみへび座の上に乗っている3星座のひとつ。
概要
主に天体の角度・高度などを測るのに用いる測量器具・六分儀(60度=360度の1/6の角度を持つのでこの名前)をかたどった星座。
探しかた
からす座やコップ座と共にうみへび座に乗っているへの字型のような並びがそれ。真上にいるしし座を目印にするとわかりやすいだろう。
ただしこのろくぶんぎ座は5等星程度の暗くて地味な星座であり、見当を付けたら地道に探すこと。
余談
うみへび座のアルファルド&しし座のレグルスという猛獣2匹の心臓に挟まれた位置にあるのは、制定したヘヴェリウス(ポーランドの天文学者)が「愛用していた品が火事で自宅ごと燃えてしまったので、それを悲しみ星座に残した」というエピソードがある。
最終的にヘラクレスに退治されてしまったとはいえ、しし座(ネメアの人食い獅子)もうみへび座(アミモネ沼の九頭竜)も不死身の怪獣であるため、彼らに守ってもらおうということらしい。