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第六天魔王信長の編集履歴

2012-09-08 16:38:38 バージョン

第六天魔王信長

だいろくてんまおうのぶなが

『第六天魔王信長』は、岡村賢二による漫画作品。 隔月刊「戦国武将列伝」誌にて、2012年6月号より連載中。

概要

主として森蘭丸の視点により描写される、織田信長の物語。

13歳の蘭丸が初めて信長の元を訪れた天正5年(1577年)から、天正10年の本能寺の変へ向かって描かれる。


岡村賢二による怪説・本能寺の変――

群雄割拠の戦国の世、天下布武目前に「本能寺」に散った織田信長の姿を、未だかつてない切り口から描破!

本能寺の変へと繋がる序曲がここに始まる―――

(「戦国武将列伝」2012年4月号の予告より引用)



登場人物紹介〔※物語の内容に触れています〕

織田信長(おだ のぶなが)

天下布部に向かって驀進する戦国の狂王。通称“殿(との)”

著しく情緒不安定で、すぐ切れる危険な気性の持ち主である。なで斬り・虐殺大好きで、手向かうものには容赦がない。

鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス。

なお、本作における生脚担当でもある。



森蘭丸(もり らんまる)

暴走する殿に困惑しつつも、最後までお守りする事を誓う、本作のヒロインポジション担当。

小姓頭として、信長の身辺の警護や身の回りの世話、使いなど、すべてを取り仕切る。

周囲の武将たちが次々と信長の苛烈なやり方に疑問を呈したり、反発を表明したりする中、全く空気を読まず、一途に殿を想いつづける。

本作の語り手でもある。



万見仙千代(まんみ せんちよ)

蘭丸の先輩に当たる、先代小姓頭。

新入りの蘭丸に殿があからさまに御執心でも、愚痴一つこぼさない出来た人物である。

殿の親衛隊である小姓組の役割や心構えを蘭丸に教えたり、蘭丸がぶちまけた蜜柑の後片付けを手伝わさせれたりしていたが、荒木村重の謀反を鎮圧する際の戦いで戦死。



荒木村重(あらき むらしげ)

もとは信長に仕える武将の一人。

信長に罵倒され、殴り倒された上に踏みつけられているところを当時13歳の蘭丸にまじまじと目撃されるという初登場シーンを飾った後、信長に対し謀反を起こす。

信長と対立する毛利氏からの増援を得て善戦するも、長期戦となり、夜陰にまぎれて城を脱出。彼を取り逃したことに激怒した信長に一族郎党を皆殺しにされる。



明智光秀(あけち みつひで)

信長の重臣の一人。損な役回りにも人柄の良さが滲み出る、岡村ワールドの良心。

無骨な武士の多い信長家臣団にあって、文武両道、朝廷にも顔が利く、貴重な存在である。

だが、誠実すぎる性格ゆえか、秀吉や家康のように要領よく立ち回ることが出来ず、信長に正面切って忠言しぶちのめされたり、ひどい目にあい続けている。

同作者の『明智光秀』では主役を務め、「争いのない平和な世の中をつくる」という理想のために本能寺の変を起こしたが、本作では・・・?



羽柴秀吉(はしば ひでよし)

後の天下人・豊臣秀吉。本作の時代では、まだ信長に仕える武将の一人である。

信長に任せられた戦が長引いたとき「(大口を叩いた手前)殿に顔向けができんではないか!」と焦ったり、寒い日に城の女達に「わしを暖めてくれんかのー!」と冗談をとばすなど、作中で最も人間くさい面を見せる人物である。

蘭丸にも「殿への忠誠心随一」と評されるほどの働きぶりだが、忠義者の顔の下に、底知れぬ野望と深慮遠謀を秘める。

鳴かぬなら、鳴かせてみせようホトトギス。



石田三成(いしだ みつなり)

秀吉の部下として登場。



徳川家康(とくがわ いえやす)

後の天下人その2。信長のよき同盟者として、協力関係にある武将。

温厚な人格者だが、かつて信長の下知で最愛の妻子を失っており、深い悲しみを負っている。

また、せっかく用意した酒席を(殿以外に興味のない)蘭丸に「本を読みたいので」とあっさり断られたり、戦勝祝いに開いた宴が信長親子の諍いに巻き込まれ、ちゃぶ台返しを喰らったりと、報われない。

鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス。



織田信忠(おだ のぶただ)

信長の長男。武田氏との戦で大将を務めるなど、優れた武将でもある。

父とは対照的に穏健で、心優しく真面目な性格。そのため信長に剣を突きつけられ脅されるなど、よく理不尽な目にあっている。

明智光秀と並び、貧乏くじを引き続ける人物。



織田信孝(おだ のぶたか)

信長の三男。



柴田勝家(しばた かついえ)

信長の重臣の筆頭だが、本作では余りフィーチャーされていない。

第一話の冒頭では明智光秀と並んで登場したのに、どうして差が開いた。

以降全く登場せず、信長を巡り様々な陰謀が飛び交う中、一人暢気に戦場を駆ける様子が目に浮かぶようである。

本作では余りフィーチャーされていない。(←大事なことなので2回ry)



正親町天皇(おおぎまち てんのう)

第106代天皇。通称“帝(みかど)”。


近衛前久(このえ さきひさ)

朝廷に仕える公家の一人。

信長とも親交が深く、第一話での天覧馬揃えにも参加している。

強大な信長の力を朝廷に引き入れようと奔走するが・・・


吉田兼見(よしだ かねみ)

神道家。帝のため、信長に三職(太政大臣・関白・征夷大将軍)のいずれかを受任させようと、近衛前久とともに行動する。


安国寺恵瓊(あんこくじ えけい)

毛利氏の外交僧として登場。交戦中の秀吉の下へ、講和の使者として訪れる。



関連イラスト

信長と蘭丸

第六天魔王 信長

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