概要
一般的なイメージとしてはホームレスなどの貧困者が行っている姿を想像しやすいが、本来は「こつじき」と読み、比丘(僧侶)が日々生活をする為に人々から食物をもらいながら修行に励む行為を指す仏教用語である。
ちなみに、現代の日本国内で乞食行為を行うことは軽犯罪に該当し、これが他者(特に児童といった子供)に乞食行為をさせるとさらに罪が重くなる。
これに加えて安易に他者の手を借りることを恥と考えがちな日本人の気質もあり、日本のホームレスは他国のそれに比べると、積極的に物乞いをする者は少ない。
これら上記の意味から転じて、ネット上の掲示板などで「あの画像がほしい」「イイネを付けて」といった風にクレクレ行為をする者に対するネットスラングとしても扱われている。
また、ウェブサイトを閲覧してきた第三者に一方的に金銭や贈り物などを要求してくる人物をネット乞食と呼ぶ。
前者の行為はネチケットに欠けると咎められるだけでまだ済むかもしれないが、後者は場合によっては犯罪行為として扱われるケースも存在するので、注意が必要。
関連タグ
自動コジ機:『ドラえもん』のひみつ道具の一つ。現在は諸般の事情により封印されている。
ブラック企業:雇用している従業員に『給料』や『残業代』といった労働の対価を支払わない様は『労働力乞食』とも言える。