概要
元は地球連合からIDEX社に稼働時間の150%増を目的として開発が依頼されたが、要求性能を実現するには、大型バッテリーや冷却システム搭載による筐体の大型化、それによる重量増加による機動性の低下、それを補うスラスターの追加と出力の強化が図られたが、廃棄熱による運用への支障、それを解決する為の冷却システム搭載による更なる重量増加……という悪循環が発生し、IDEX社で開発が棚上げされた。
後に開発を引き継いだモルゲンレーテ社が新型の大容量パワーパックと小型化・高性能の冷却システムを開発し搭載した事で、ようやく実用化された。
ストライカーパックに珍しく、背部ユニットと首横を介して接続される胸部ユニットが存在し、さらに背部ユニットも背中のユニットに加えケーブルで接続された腰部ユニットが存在する、大掛かりなパックと成っている。
この胸部・腰部ユニットの形状の為に、ストライクEやアウトフレームと言った、ストライカーパックシステム対応だが形状がストライクガンダムと異なる機体には接続出来ない、事実上の専用装備と成ってしまった点も、本装備の改めての実用化が滞った一因と考えられる。
武装
70-31式電磁加農砲(レールガン)
本機の主兵装。普段は二つに分割された状態で両前腕にマウントされ、使用時に合体させてバッテリーパックから、有線でパワー供給を受ける。