CV:伊藤彩沙
概要
姿を消す魔法により暗殺者的な戦いを得意とするが、悪意そのものを察知できる高遠の前では無力だった。橘裕樹が支配しようとしていた壇ノ浦知千佳に嫉妬し彼女の命を狙っていたが、夜霧によって返り討ちとなり、夜霧達は橘裕樹と敵対せざる得なくなった。
支配者(ドミネーター)に支配された下僕は支配者に都合の悪い事はしないが、その支配者に都合の悪い事の基準は支配された者の思考で行われるという抜け道があった為、彼女の勝手な彼らへの敵対行動は抑制されなかったのが橘裕樹の死因になった(嫉妬の対象である壇ノ浦知千佳が「橘裕樹の勧誘を断った事を彼への敵対行為と認識する」事で壇ノ浦に対する暗殺を目論むことが出来たとも言える)。
彼女の死を伝え、警告に来たエウファミアの忠言を好戦的になる戦詩の影響で軽視したことがそのまま有力な賢者候補だった橘の敗因に導いたある意味戦犯。
もしも夜霧達と敵対しなかったら橘裕樹は賢者シオンの上位変換賢者に成長していただろう。