概要
2006年3月31日放送。
黄金騎士・牙狼こと冴島鋼牙とその仲間達の、ホラーの始祖・メシアと暗黒騎士・呀(キバ)との最終決戦とその後を描いた話
前回「少女」のあらすじ
謎の暗黒騎士・呀(キバ)の正体は、冴島鋼牙の父・大河のかつての弟子・バラゴであった。
バラゴこそが共通の仇と知った鋼牙と涼邑零は、共闘を誓う。
バラゴの真の目的は、御月カオルの肉体をゲートとして、真魔界に眠る究極のホラー「メシア」を召喚し、自らメシアと一体化して最強無比の存在となることだった。
これまで龍崎駈音に姿を変えてカオルを監視し続けてきたバラゴは、冴島邸からカオルを攫い、魔導陣の据えられた高層ホテルでメシア召喚の儀式を始める。
だがバラゴは、メシアの意思に支配されたカオルにより、逆に捕食されてしまう。
バラゴに仕えていたはずの三神官は、バラゴをメシアの餌とすべく彼を利用していたに過ぎなかったのだ。
そこへ鋼牙と零が乗り込む。
メシアに支配されたカオルは二人を痛めつけるが、鋼牙の決死の説得により、メシアの支配から解放される。
鋼牙はカオルをゲートとして真魔界へ乗り込むべく、カオルを抱いて魔導陣へ飛び込む。
真魔界へと通ずる魔界でカオルの精神体と再会した鋼牙は、メシア打倒を誓って彼女に希望を与え、真魔界へと向かう。
一方、魔導陣の外では、三神官が融合した姿・ガルムに、零が立ち向かうのだった。