CV:櫻井智 (テレビアニメ)
「まさかお義父さんが、あんなイケメンだったなんて! どどどどうしましょう……! 落ち着きなさい楓、とりあえずここは私が義明さんにちゃんと伝えないと……」
(テレビアニメ第1話)
概要
作中で正蔵とイネの若返りを知ったのは義明より早く、正蔵の家に頼まれた食材を届けに来た際に若返った正蔵と初めて対面した(コミック第4話)。未乃に負けず劣らず、あるいはそれ以上の面食いのきらいがあり、若返った正蔵を初めて見た際は陰で「どうしましょ超タイプ」と荒ぶる動悸を抑えていた。
職業は看護師で、イネ、薫(イネの次男・貴弘の妻)、和子(イネの孫嫁)を交えた台所での女子会では仕事との悩みをイネに打ち明けていた。そして聖母となったイネに縋りついていた。流石に母親のそんな姿は未及も見たことがなかった模様。
未乃が正蔵にくっついたときにはその場にイネと義明がいたにもかかわらず「孫×祖父なんてフィクションでも許されないわよ!」と思わずまくし立てた。そっちの道の人だろうか。
虫が苦手で、ゴキブリ(第17話)、カマドウマ(第54話)が家に出たときには青ざめている。楓が虫を見て動けない→イネが丸めた新聞紙で虫を叩き潰す→(自主規制)になった虫を見せる、という流れは一種のお決まりでもある。
作中では基本的に私服で登場し、それ以外の服装が描写されたのは第192話の回想シーン(病院での勤務の回想)のみである。服装はニットとデニムパンツの組み合わせが主。ニットはカーディガンであったりセーターであったりと様々。
イネに自身の服であるデニムのパンツを譲ったことがある(第163話)。身体のラインが出るそれのためイネは恥ずかしがっていた(正蔵がガン見したのもあって)。最終的に一着だけイネに譲った模様。
義明が「俺はまだジジイじゃない!」と強弁しながら餅つきの杵を突く様子に「あんまり無理しないで」「もういい歳なんだから」とおろおろとしながら止めていた(第188話)。
余談
正蔵とイネには「楓さん」、義明には「楓」、未乃には「お母さん」と呼ばれている。楓は正蔵とイネのことをそれぞれ「お義父さん」「お義母さん」、義明のことを「義明さん」、未乃のことを「未乃」と呼ぶ。
コミックでは第4話、第6話、第17話、第50話、第54話、第163話、第188話、第192話に登場している。アニメで登場する際もそれらのエピソードに準じる。未及や義明より登場回数は少ないく、登場する際はイネとの絡みが多い。
面食いの設定は公式のようで、KADOKAWAコミックスの第四巻の相関図では「義明の妻。イケメン好き」と紹介されていた。なお未乃の紹介は「好きな男性のタイプは若返ったじいさま」とある。なんなんだこの母娘。