概要
警視庁直属の特殊部隊。正式名称は『0課装甲警察部隊(ZERO-SECTION ARMED CONSTABL)』。
織田久義をキャップとし、1990年代後半頃に犯罪が増加したTOKYOシティの治安維持と犯罪摘発のために日夜活動している。実働メンバーは「サイバービットスーツ」を装着し、ブラックチェンバーシステムでTOKYOシティ中に張り巡らされた地下空間を通じ、各種装備を基地から運び射出・装着して任務に当たる。
一話の冒頭では、郵便局に立てこもった武装テロ集団に対し対処していた。犯人を全員確保し、人質も全員無事だったが、器物破損が著しく(郵便局の壁を爆破)、帰投した際には市民からの苦情が寄せられており世間からは「ぶち壊し屋」呼ばわりされている。
テロリスト特殊部隊として活動しておりデストラップおよびデストロイドの破壊工作が行われてからは、それらに対抗するチームとして活動するようになった。
事件が発生しても全員が出動するのではなく、基地に残るメンバーと分かれる同時多発警備を採用している。
メンバー
- 武田真也(ジュピタービット):インターポール→ZAC入隊
- 北条明(マーズビット):ビットスーツチームリーダー
- 毛利亮一(サターンビット)
- 西園寺治(マーキュリービット)
- 上杉智子(※ビーナスビット):サイバネーションシステムの起動、ブラックチェンバー移送やバックアップ
- 織田久義:キャップ
- 島津瑞恵:秘書兼キャップ代行
- 矢沢大介:コンピュータオペレーター、作戦補佐
- 朝倉美穂:通信担当
- 山本:技術主任
- 李白龍:ZAC香港支部特殊刑事(23話より)
※のなかみのる版漫画のみ
協力者
- ルシファー(ルシファービット)
保有戦力
ZAC隊員が携帯する装備。護身用なので、デストロイドには効果はほとんどない。
- SDガン(Self Defence-GUN MODEL'88)
光線銃。
- ポリスバトン(POLICE BATTON MODEL-88)
伸縮可能な電磁警棒。
- ZACローダー
ZAC専用車両である高性能4WD。ビットスーツの装着に使用する磁気装着装置・ビットステーションは、これによって内蔵したコンテナが牽引されて運ばれる。本部でスーツを装着した後、これに乗って事件現場へ向かうことが多かった。
ベースはトヨタ・ランドクルーザー60系(後期型)。
- ブレードライナー(JP-CMX-01A)
スペック | |
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全長 | 2.835m |
最高速度 | 400km(通常)→600km(ブースター使用時) |
第9話から登場。ZAC技術斑が開発したジュピター専用大型高性能バイク。機体カウル前部に7.7mm高エネルギー機銃を装備。車体下面から左右に伸びるサイドホイールにより、ビルの谷間などの狭路も走行可能。
- 小型コンピューター
ZAC専用のノートパソコン。事件現場の爆発物反応や電子機器にアクセスが可能。
- 金属探知機
ZAC基地
警視庁地下に設けられており。普段は専用車から入りエレベーターから入室している。
また、コンピュータや映像モニターなどの最新設備が整っている。
キーボード音やアラームなどのSEは後の『電光超人グリッドマン』で使われる。
その他施設
- ZAC特別訓練所
サイバービットスーツを装着して訓練を行う。場所は例の採石場。
- トレーニングルーム
柔道場型の施設。
- ZACレクリエーションルーム
地下チューブによってZAC本部から繋がっている。24時間体制で待機する際はここで活動する。
- ZAC研究所
サイバービットなどZAC装備の研究している。
- 電子独房
未来から来たゼロ(武田)を一時的に軟禁した(CYBER-COP ZEROより)。
関連タグ
魔隣組(じゃあまん探偵団魔隣組)、国際秘密捜査官(世界忍者戦ジライヤ)、科学アカデミア(超獣戦隊ライブマン) 、警視庁秘密捜査官(機動刑事ジバン)- 同年に登場した防衛チーム。