概要
『ドラゴンクエストⅪ』で初登場したモンスター。女性型のコウモリ獣人といった姿をしている。ハーピーとはギリシャ神話に出てくる女鳥人のこと。ハルピュイアとも。
くらやみの名の通り洞窟や湿原といった薄暗い場所の夜間に出現する。夜道に妖しく光る瞳で旅人たちを誘惑し、鋭い爪で引き裂いてしまうという。
紫色の暗い体色で見づらいがなかなかのナイスバディ。刺さる人にはたまらないデザインである。
「ドルマ」や「ボミエ」といった呪文と得意とし、また豊満な下乳を活かして「ぱふぱふ」を仕掛けてくるかなりけしからんモンスター。
集団で現れ行動不能にされたあげく、低確率で暴走する「ドルマ」に仕留められた勇者も少なくない。
幸いMPは「ドルマ」一発分しかないため、先にスティックや杖で殴る等して1でも消費させられれば不発にできる。
なおこの系統のモンスターはCEROの都合か、モンスターリストでズームできない。とても残念。
同系統のモンスター
この系統は全員闇属性(ドルマ系)呪文、そして「ぱふぱふ」の使い手である。
いたずら好きの森の妖精。
自分がセクシーで可愛らしいことを理解しており、愛嬌をふりまき冒険者をメロメロにしてしまう狡知に長けた魔物。
焦げ茶色の身体で、白い毛皮、顔や翼の幕が緑色といったカラーリング。
- ブラッドレディ
「より美しくよりセクシーに」をテーマに己を磨いた、くらやみハーピーの上位種。セクシーとは鍛錬であると自負するストイックな魔物。
磨き上げたお色気の成果かヒップアタックにみわくの眼差しと、スキルのバリエーションも増えている。
ブラッドの名からして吸血鬼の意匠も含まれていると思われる。
黒い体色に赤い毛皮と翼と、この系統で一番女性らしい配色。
- ダークサキュバス
魔性の魅力と技で星の数ほどの男を骨抜きにしてきたという美魔獣。心を奪われた者はやがて命まで捧げてしまうというキケンな魔物。
ヒップアタックやピンクタイフーンといったお色気系スキルで攻めてくるが、なぜか名前にぴったりなはずのサキュバスウィンクは使ってこない。
白い体色に赤色の毛皮、黒い翼膜といった配色。
- ニセロザリー(仮名)
『ドラゴンクエストモンスターズ3』に登場。固有名があるわけではなく、作中でも『くらやみハーピー』と呼ばれている。エビルプリーストの部下でロザリーがエビルプリーストが送り込んだ悪人にさらわれた際にロザリーが死ぬまでの時間を稼ぐべくロザリーになりすましてピサロを足止めし、一度はベネットを悪人を送り込んだ張本人に仕立て上げる事でピサロを陥れたものの、ベネットがときのすなを使った事でそれらをなかったことにされた挙げ句、前述の作戦が通用しなくなったため、作戦を変更し自らの手でピサロを始末しようとする。