「──新世界の礎となるがいい!」
プロフィール
人物
ベロブルグの統治全般を司る大守護者であり、『学園/3rd』におけるカカリアの並行同位体。
此方でもブローニャの養母であり、関係は良好。自身の後継者として厳しくも優しく接している。
人類最後の都市の代表者として惑星全体を覆う厳しい寒波や広がり続ける裂界との戦いを指導しており、軍事・治安維持を担うシルバーメインから忠誠を捧げられ、上層部の住民からも尊敬の対象となっている。
その一方で加速する裂界の侵蝕に対抗するために地下からシルバーメインを引き上げ、重要な鉱物資源である「地髄」の輸送経路以外を封鎖してしまったため、下層部住人からは自分たちを見捨てた統治者として怨嗟の声を向けられている。
星核の封印に現れた主人公一行の話を信じ、当初は協力的な姿勢を見せていたが…。
劇中では苛烈で厳格な側面が目立つが、セーバルによれば、昔は熱血で人間味がある人物だったらしい。
関連イラスト
関連ビデオ
音楽(Wildfire)
関連項目
これより先、第一章全体、また、第一章終盤『輝かしい朝日の下で』のネタバレを含みます。
ストーリー序盤、開拓者側に見せた協力的な姿勢とは裏腹に、神妙な面持ちを見せたカカリアだったが、ホテルで開拓者たちが休んでいたところをシルバーメインが奇襲、なんとか逃げ出し、裂界侵食区域まで逃げるも、既にそこにもシルバーメインの軍勢と、ブローニャが。あとにも引けない状況の中、なんとここでサンポ・コースキが助太刀し、シルバーメインを煙に巻いて開拓者たちを地下まで逃がしてしまう。
一方、開拓者達は地下で地炎の活動の手助けをしていた中で、クラーラという少女に出会う。彼女の側にいた大型のロボットのスヴァローグは、過去に地上で星核の研究をしていた研究者たちの護衛だったこともあり、結果的に開拓者達に協力、情報を渡す。その最後の映像には、カカリアらしき人物がスヴァローグの電源を落とし、冬眠状態にするところで、映像が途切れる。しかし、この映像の撮られた頃のあと、星核の研究は頓挫、ヤリーロⅥの気候は徐々に悪化の一途を辿る。
そして、地下から地上に脱出した後、一度ブローニャは開拓者達と別行動を取り、カカリアを説得しようとベロブルグ城に向かうが、そこにいたカカリアの姿は、これまでとは違って見えた。まるで心が氷に閉ざされたかのように冷たい性格へと変貌しており、星核のことに対しても、何もかもに対しても否定的になってしまっていた。
最終局面、星核の研究の最前線であった場所に向かう開拓者とゼーレ。しかし、そこにいたのはブローニャを洗脳しようとしていたカカリアの姿。間一髪のところで助け出すも、カカリアは遂にその正体を現す。
その正体はヤリーロⅥに発生した星核そのもの。もともとカカリア自身は星核の研究をしていたが、研究のさなかに星核の力を受けてしまい、開拓者たちがたどり着いた時点でほぼ既に手遅れだった。
ここから、カカリア基、虚妄の母との最終決戦が始まる。最初は一対一の戦いだったが、主人公にとどめを刺して敗北させるも、覚醒した存護の槍を片手にした開拓者と自らの娘であるブローニャともう一度戦うことになる。
- 虚妄の母攻略について
最初は確定で負けイベなので、存護の槍を装備した覚醒主人公込の状況を解説。弱点属性は炎、雷、量子。
戦闘は全部で二段階のパターンに分かれる。この時流れるボーカル曲「野火」は状況も相まって、とても盛り上がる曲に仕上がっている。
第一段階では単体攻撃や全体攻撃をしてこちら側を凍結させてくるだけでなく、ロックオン状態にした味方に対して強力な単体攻撃を仕掛けてくる。回復やバリアを張って対応をすること。また、スキル「創世者の決意」では攻撃属性を量子に変更し、もつれ状態(行動不可に加えて速度ダウン)にしてくることがあるため警戒しておこう。
第二段階では初手から「創世の絶唱」を使用してこちら側に虚数属性の大ダメージを全体に与えてくる。この時のダメージは非常に大きいので、できればこの攻撃を食らう回数は減らしておこう。また、虚数属性の攻撃は確率で禁錮状態(もつれと同じく行動不可に加えて速度ダウン)にしてくるのでこちらも注意しよう。なお、「創世の絶唱」を発動する前に「創世のプレリュード」を使用してチャージ状態に入る。このときに弱点撃破をすればチャージ状態を解除させて攻撃を止めさせることができ、さらに相手のターンも大きく遅延できるので、しっかり対策しよう。
これらの対策を考慮すると、主人公(必ずパーティに参入、操作することになる)、アスター、セーバル、ナターシャで組んだ配布枠パーティや、姫子、白露、停雲を組み込んだパーティなどで、全体回復と炎、雷による攻撃を叩き込むほうが良い。また、1.0でピックアップされたゼーレを組み込めるなら、単体火力としても申し分ないので、しっかり育成して対峙しよう。
戦闘終了後、体内にて取り込んだ星核のエネルギーは限界を迎え、遂にカカリアはその命を絶つ。ブローニャが助けようとするも、そこには未練であるベロブルグの平和を願った母がただ笑顔で娘を送り出していく姿だった。その後、カカリアと星核の後処理をどうするか考えたブローニャは、最終的にカカリアがその命を犠牲にしてでも我が国ベロブルグを守ったというカバーストーリーで隠蔽することになった。これにより、ベロブルグ、ヤリーロⅥの地下の人々との断絶は解放され、地下と地上の交通手段であったロープウェイも復活、多くの地下の人々と地上の人々が再会を果たし、雪と氷に覆われた星の開拓は幕を閉じる。