概要
ベロブルグの機械工、前職は建創者の技術部門の研究員。
ジェパード・ランドゥーの姉だが、弟とはまったく異なる性格をしている。
大寒波が訪れる前に存在した「ロック」という古典音楽を熱愛している。
プロフィール
人物
ベロブルグの行政区にあるからくり工房「パーペチュアル」を営む機械工。だが、そっちは趣味で本業はロックバンド「機械ブーム」を率いるミュージシャンであると自称している(このバンド名は彼女の必殺技名にも使われている)。
自分の技術力に強い自信を持っており、機械においては何でも直せると豪語し、実際インフラ等重要施設のメンテナンスを依頼される事も多い。ただし本人曰く「儲ける」事は苦手分野のようで、実際工房の収入は本人曰く支出とトントンくらいらしい。
シルバーメインの戍衛官ジェパードは実弟、情報官ペラは親友兼バンドメンバー(ドラム担当)、尉官のダンは昔馴染み(元キーボード担当)。そのため耳が早く顔が広い。昔は大守護者カカリアとも親友だったが、現在は絶縁状態。
サンポからは、何故か彼にとって自分を取り締まる直接の脅威であるジェパードよりも恐れられている。
実家のランドゥー家は軍人の家系として代々大守護者を支えてきたベロブルグを代表する有力一族であり、セーバル自身もかつては天才の名を欲しいままにしていた。
しかし、現在は何故か上述の趣味のような工房の経営とライブ活動に精を出しており、実家の常識からすれば今の彼女の生き方は異常とされ折り合いは悪く、未だに執事からまともな職に就くよう定期的に説得されているらしい。
それとは対照的な人生を送る弟ジェパードとは性格が全く異なり、周囲からは「馬が合わない」と見做されて、実際彼も姉の生き方に否定はせずとも賛同もしていない。
その一方で互いに決して無関心でも険悪でも無いため、双方と付き合いのあるベラからはその姉弟関係を不思議がられている。また、一度決めたことには一途で頑固な点は二人に共通している。
ちなみに(恐らく末妹リンクスを含めて)姉弟共々かなりの美形。三月なのかは、ジェパードとセーバルが実の姉弟だと知った際にその遺伝を羨んでいた。
また、末妹のリンクスの事はリンたんと呼びとても可愛がっており「リンたんね...やっぱり私によく似てるかな」と語っている。
能力と戦術
初期から実装済みの雷全体アタッカー。
事前登録達成キャンペーンとして全ユーザーが受け取れる、実質的なチュートリアルキャラの一人。
- 通常攻撃「雷鳴音階」
敵単体に攻撃力50~130%分の雷ダメージを与える。
- 戦闘スキル「スパーク」
「私のリズムに乗れ!」
敵単体に攻撃力70%~175%の雷ダメージを与え、隣接する敵にも攻撃力30%~75%の拡散ダメージを与える。
攻撃を受けた敵は80%の確率で2ターンの間ショック状態になる。
- 必殺技「機械ブーム登場!」
「己を解き放つ準備はいい?」
「反抗も、揺動も、零落も、全部……」
敵全体に攻撃力108%~216%の雷ダメージを与える。
- 天賦「情熱コード」
攻撃を行った後、すべての感電状態の敵にセーバルの攻撃力一定分の雷属性付加ダメージを与える。
- 秘技「おやすみ、ベロブルグ」
戦闘に入った後、ランダムな敵単体にセーバルの攻撃力50%分の雷属性ダメージを与え、100%の基礎確率で敵単体それぞれに感電状態を付与する、3ターン継続。
感電状態の敵はターンが回ってくるたびに、セーバルの攻撃力50%分の雷属性持続ダメージを受ける。
星魂
星魂1「いつまでも鳴り響け」 | 通常攻撃は指定した敵に隣接するランダムな敵に、通常攻撃のダメージ60%分の雷属性ダメージを与える。 |
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星魂2「アンコール!」 | 天賦の付加ダメージを1回発動するたびに、セーバルはEPを4回復する。 |
星魂3「聞け、歯車の鼓動を」 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
星魂4「噪音を鳴らせ!」 | 必殺技を発動した時、100%の基礎確率で感電状態でない敵を、戦闘スキルが与えるものと同じ感電状態にする。 |
星魂5「ベロブルグ最強音!」 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
星魂6「この一曲、 天穹を貫く!」 | 感電状態の敵に対するセーバルの与ダメージ+30%。 |
劇中
本編では、カカリアとの謁見を終えて都市を散策する主人公達と交流。本作のパズル要素の一つである「マグネティックサーキット」の解説役を担い、主人公を気に入って助手に勧誘したりもした。
その後、自身が追放された原因たる「星核」の真相に近づいた開拓者達から協力依頼を受け、一行を匿い星核の場所に連れていく事に。
しかし直後来訪した弟に嘘の下手さから勘付かれ、結局シルバーメインと真正面からやり合う事になってしまった。
同行クエストでは、終ぞカカリアに裏切られたまま死別した傷心から、星穹列車に加入して旅に出ようとかと主人公に打診。その前にやる事となった一仕事で、弟に励まされつつ改めて過去に向き合っていく。
サブシナリオでは「面白いことを思いついた」と称し、自動機兵のチェーンソーを車に取り付けてアクセルを踏んだ所、誤ってクリフォト城の窓ガラスを割るトラブルを起こす。慌てて主人公に口止めをするが、またも弟にはバレ怒られた模様。
余談
商業タイトルにおいて認知されているものとしては二人目となる「セーバル」の名を持つキャラクター。
元々セーバルという名前はまったくの別作品における同名のキャラクターしか確認されておらず、pixiv内でもタグが独占状態であっても特に問題にならない状況が長らく続いていた。
しかし、本作でセーバル・ランドゥーというキャラクターが登場した事により「どの作品のセーバルなのか」を明確にする必要性が出てきている為、タグを付ける際は要注意。
演じた愛美氏は別作品では声優業の傍らギターボーカルをするなど、音楽とギターが大好きで、今回の役にはかなりハマっていると考えられる。ちなみにそんな愛美氏は実はかなりの女たらし。実際に某インタビューでは「合法的に女を抱ける」とまで言い出す始末…。いいぞもっとやれ。
関連動画
声優インタビュー