概要
大統領選挙(だいとうりょうせんきょ、英語:Presidential election)は、大統領を選出する為の選挙。共和国では国家元首である大統領を決定する時は国民の選挙・投票によって選出され、その候補者に対する投票で最も多い得票者が大統領へ就任する。
各国の事例
ここでは特に核保有国にして安保理常任理事国である5か国の中で、共和国である4か国の事例を述べる(ただしイギリスは日本と同様、世襲の君主を国家元首とする君主国なので含まれない(カナダも此れを踏襲している))。
アメリカ合衆国
州・地方レベルで選挙が実施され、選挙人団は大統領を選出する憲法上の機関で、有権者は実際に州レベルの選挙人団の構成員に投票する(州によって規程が異なる関係上)。アメリカでは州レベルの大統領選挙で各州の選挙人団の構成員となる者が決定され、選挙人団の構成員が大統領候補者に投票する。アメリカで記録に残る最初の選挙人団の大統領選挙は、1789年4月にジョージ・ワシントンが勝利した時である。
ロシア連邦
6年の任期で国民によって選出され、1991年6月に初となる大統領選挙が実施された。
フランス
一般投票で5年間(2002年フランス共和国大統領選挙以降)の任期で選出される。
中華人民共和国
国家主席と国家副主席は立法府である全国人民代表大会(全人代)によって選出される。