概要
ウルトラヒーローズEXPO2024ニューイヤーフェスティバルで開催された「NEWGENERATIONTHELIVE ウルトラマンブレーザー編 ステージ3~もうひとりの勇者」に登場したウルトラマンブレーザーの偽物。
ウルトラマンゼットの時空より飛来したバロッサ星人の特殊個体がSKaRDが運用試験を任されていた(押し付けられていた)防衛軍の最新鋭戦闘用アンドロイドをいっさい手で触れずにジャックした際に、アンドロイドの持つ人の動きをコピーする機能をその特殊能力で奪い更に強化して発動した際に生み出した。
第一形態はほぼブレーザーと同じ姿をしていたが地球の闇を吸収させられたことで第二形態へと変化、同じくバロッサ星人によって生み出された偽アースガロンや怪獣たちと共にブレーザーやゲントたちSKaRDを窮地に陥れる。
容姿
第一形態は目やカラータイマーなどが発光してないこと以外はブレーザーと同じ姿をしていたが、第二形態ではそれを更に左右反転させて歪めたような姿となり
・第一形態では本物と同じ銀色だった外骨格風の皮膚が暗い灰色になり特徴的な血管のようなラインも赤と青の位置が逆転し立体的に変化
・顔は目や口が窪んで真っ暗な穴のようになり、口には牙が生えている
クリスタルも左右反転したデザインとなっているが、ブレーザーのような波打った造形ではなく大きな1つの塊となっており、発光もしていない
・カラータイマーはクリスタルと同様に紫色には塗られているが発光はしていない
・背鰭は更に背骨のようになったうえに、怪獣の背鰭のように尖っている
等、基本的に本物のウルトラマンのスーツの予備やアトラク用をリペイントしたりパーツの追加等で表現されることの多かった過去の偽ウルトラマン達とは一線を画した非常におぞましい姿をしている。
特にこのての本物のデザインを生物的にアレンジした偽物は仮面ライダーやスーパー戦隊等の東映特撮作品では定番だが円谷作品ではほぼ前例がないこともあり公演当時は多くの観客を驚かせた。(強いて言うならゼルガノイドやジャンボーグAのジャンキラーが近いだろうか)
余談
当初は正式名称が判明しておらず記事タイトルの偽ブレーザーの名もファンによる仮名称の1つにすぎない。
その他に
・コピーブレーザー
・闇ブレーザー
・ダークブレーザー
・ブレーザーダーク
・ブレーザーダークネス
とも言われており日本では現状記事名ではなく闇ブレーザー、海外ではもっぱらblazar dark(ブレーザーダーク)の名で呼ばれていることが多いようだ。
なお、円谷イマジネーションのレンタル配信におけるEDのクレジットによると正式名称は「ダークブレーザー」である事が判明した。
前年度のライブステージではウルトラマントリガーの偽物が登場しており、2年連続で偽ヒーローがショーオリジナルで登場することになった。