概要
アイスヘルに上陸した直後のトリコと小松達の前に現れた捕獲レベル55の翼竜獣類。
長い首と尻尾、翼を持つ四足歩行の巨大なドラゴンで水色の体色をしており背中に濃い青色の縞模様がある。
「すべてを凍らせる地獄の番人」の異名を持ち、口から大量の水分を含んだ息を吐き、アイスヘルの冷気によって吹雪と化す。どんな防寒具でも防げないことから常軌の異名がついたとされる。
肉は硬くて食えないそうだが、ゲームでは体内にある「ツンドラドラゴンの肝」が薬膳効果のある希少食材として扱われている。
トリコ達とこのまま激闘を繰り広げる……かと思いきや、直後に凍死した(アニメでは登場時点で既に凍結していた)。
当初はアイスヘルの寒さで死亡したと思われていたが、トリコ曰くあの程度の寒さでは死なず、殺された後に氷漬けになったとされる。直後小松はツンドラドラゴンの捕獲レベルは軽く50を超えているので誰が殺したのかを疑問に思った。
その後、ツンドラドラゴンを殺して体内を吹雪避けにしていた犯人が腹部から現れたのだった……。
アニメではビジュアルが多少変更されており、黒目は黄色くなり身体は白く変化。足の爪もそれぞれ前方2本、後方1本になった。
…が、最初のOP「ガツガツ!!」やグッズでは原作のデザインになっている物も混在していたりする。
ゲーム版
原作では上記の通りトミーやアイスヘルの環境の噛ませだったがゲームにてようやく活躍。
コンシューマではグルサバ2から登場。
2ではフリーザー氷原に棲息するアイスヘルにいたものとは比較にならないほどの超巨大個体が立ちはだかる。長い首による噛み付きや遠方からの氷塊吐き出しを行う強敵であり、特に前半戦では吐き出した氷塊を(□ボタン長押しなどで)弾き飛ばさなければダメージすら与えられない。
倒すとリーガルマンモス同様体内に入る事になり、体内には小型の猛獣達が生息しているが、肝のある最深部にて体内に侵入してきたトミーが前作隠しボスだったカイザーガーディアンを産み落としバトルとなる。
グルメモンスターズ!では原作通りアイスヘルで登場。会場への近道を塞ぐように鎮座しており、デビル大蛇同様に最初に来た時のレベルではスカウトはおろか倒すこともほぼ不可能な強敵であるため、迂回する必要がある。
グルメガバトル!でもアイスヘルで登場。こちらでは遠くから攻撃してくるステージギミック扱いで倒す事は不可能。
亜種
- サバナドラゴン
『美食神の超食宝』にて登場したツンドラドラゴンの祖先種。体は赤黒く、角や翼の形状も大きく異なる。現在では絶滅したとされるが、旧第1ビオトープにて生息していた。