概要
PSP『トリコ グルメサバイバル!』にて初登場したゲームオリジナル猛獣。原作者の島袋光年先生原案。
ゲームの舞台である「メガモリ島」に君臨する最強の猛獣であり、捕獲レベル50の昆虫獣類。
凶悪な面構えと体の半分近くまで裂けた巨大な口、4本もあるカマキリの鎌、黄緑色の甲殻で覆われたロブスターに似た姿をした巨大な甲虫。
見た目に反して主食は花の蜜であり、メガモリ島を形作る巨大植物・マグマツリーの根本に生息し、顎にあるストローで美味しいデザートの材料にもなるマグマツリーの蜜を吸い貯めている。花に近寄る者に容赦なく襲いかかる凶暴性、多彩な攻撃を繰り出す強さとタフネスさから「守護虫」と呼ばれている。
ゲーム内での活躍
『グルメサバイバル!』における最強の猛獣にしてクリア後の裏ボスとして登場。
あろうことか最初のステージであるバンズジャングルに生息しており(根本は根本でも、マントルポタージュの採れる最下層ではなく花が咲いてる地表部分に生息しているようだ)、メインオーダーではイベント内で顔見せ程度に登場。
(勝手に)島にやって来たティナとゾンゲを乗せたヘリを撃墜させ、トリコと小松が彼らを救出したのちキャンプに帰還している途中で遭遇。トリコを圧倒するほどの強さをみせるが、助けにきたテリーとマンサムによって撃退される。
凶暴化の原因は、島に侵入した美食會のGTロボ達がマントルポタージュを強引に入手するためマグマツリーの根本(最下層)に蛇口を付ける工事を行ったことでツリーが弱り、花が閉じてしまったことが原因であった。
その後、トリコによってベイとスタージュンの操るGTロボが撃破されたことで島に活気が戻り、マグマツリーの花が再び開花したことで次郎から「マグマツリーの蜜が美味しいデザートの材料になる」ことを教えられ、蜜を獲るべく交戦することになる。
4本の鎌を使った攻撃のほか、回転しながら大ジャンプしての押し潰し、口から灼熱の液体を吐き出すなど多彩な攻撃を繰り出してくる。倒すと一旦は力尽きるが、その後すぐに起き上がって口から宝石のように煌めくマグマツリーの蜜を吐き出して去っていく。以降はフリーサバイバルでもバンズジャングルで時折出現するようになる。
続編の『グルメサバイバル!2』では、トミーロッドが体内で交配、育成して生み出した強化版たる変種(メガモリ島の個体とは別個体)が登場。
見た目や捕獲レベルは同じだが、この種は肉食で食欲旺盛。獲物に容赦なく襲いかかってくる。
フリーザー氷原のボスの一体であり、超巨大ツンドラドラゴンの体内でトミーに産み落とされてトリコ達に襲いかかるが、初戦では鉄平にノッキングされる。2週目ではそのままドラゴンの体内に住み着いており再び闘うことになる。
その他データカードダス『トリコ イタダキマスター』にも参戦したほか、グルメコレクションシールやグルメバトルフィギュアなどの食玩でも登場していた。
なお、3DS系統のゲームには登場しなかった。