ロスト・ロビン・ロンド

ろすとろびんろんど

『魔法使いの夜』の登場人物「久遠寺有珠」が使役する、童話の怪物のひとつ。

概要

久遠寺有珠の使い魔・プロイキッシャーの内の一つで、青いコマドリの姿をしている。

マザーグースの唄にある「クックロビン(誰がこまどり殺したの？)」をモデルにしたもので、通称はロビン。

事前に手元から放しておくことで、持ち主の有珠が殺されそうになったとき、一度に１回ずつ身代わりになる空蝉の能力を持つ。この用途上、本来ならば使い捨てだが、ロビン自体は何度"死"を迎えようともすぐに復活し、何事もなかったかのように飛び回る。

人語を理解しているが、とにかく口が悪いうえに無駄口が多く、主の有珠を「マイ天使」と讃えているものの、軽口(と失言)が過ぎて有珠に制裁されるのがお約束。その際毎回バシッというSEとともに叩き落とされるが、初回時一枚絵が表示される通り、そのロビンはそれで死亡し、即座にリポップする。

会話は念話で行っているのだが、なぜか魔術師ではない静希草十郎にも通じている。

これ以外の能力は普通の鳥となんら変わらないが、夜目が利くため、夜間における偵察役も担う。また有珠が魔力を注ぎ込むことで、一瞬だけ幻想種相当のパワーを得る事も可能。

『Fate/GrandOrder』では緑のアーチャー(ロビン・フッド)が再臨時(第三再臨の最終再臨図)に酷似した青い小鳥が写っていたため、当初より関連性を疑われていた。

しかし公式や劇中での言及は一切なく、コラボイベント『隈乃温泉殺人事件』で漸く共演した本鳥曰く「自分そっくりの別人を見かけたっス」とクエスト中のヒントで言及しており、上記小鳥はよく似た他鳥の空似という可能性が浮上している。