量産型ニケ
りょうさんがたにけ
勝利の女神:NIKKEに登場する量産型ヒューマノイド群の総称
概要
中央政府がアークの三大企業に要請して作り出している量産型ヒューマノイド群の総称。
リプレイス部隊とも呼称される。英語表記のReplaceは「何かの代わりに置き換える事」の意。
この世界の人間はニケを替えの効く消耗品と見做している節があり、彼女ら量産型に対してはその傾向が更に顕著に現れる。
名目上は「アーク内のテロを防ぎ、鎮圧するために作られた」との事だが実態はそれに留まらず、作中ラプチャーが徘徊する地表などそれ以外の戦地に送り込まれたり、鉱山労働や人体実験の被験体などそれ以外の用途で使い潰される様子も描写されている。
個体名は基本的に明かされず、これと言った活躍も無いため目立たない存在だったが、主に期間限定イベントで彼女らを掘り下げるストーリーも配信されている。
各社ラインナップ
ネーミングや装備デザインに各社の個性が現れる一方で、全てに共通する外見的特徴としてバイザーやヘルメットなどで顔の一部が隠れている事が挙げられる。
テトラライン
くすんだ色合いの重武装な量産型が多い中、比較的身体のラインが出やすい派手なカラーの装備を着けており、名称にも若干の華やぎが添えられている。
- I-DOLL・サン
- I-DOLL・オーシャン
- I-DOLL・フラワー
製造元不詳
以下全て非プレイアブル。
- ストーリー中のみ登場する量産型も存在する。イベント『Red Ash』内のストーリーで、かつてあるニケがこのタイプの量産型だった事が示されている。
- ニケ達からの口伝に、モデルZXと呼ばれる量産型が登場する。30年前、ラプチャーとの戦果が思わしくないアークの人々はその憂さの捌け口をニケに向け、迫害に耐えかねた一部のニケ達が連合し地上への脱出を企てる事件が起きた。200体以上とも言われるニケの中心には、モデルZXが存在したと言う。
ゲーム中のユニットとして
隊員募集(所謂ガチャ)で、最も低いレアリティであるRグレードのユニットとして排出される。かつては一部がRらしからぬ高性能なスキルを有していたため、手駒が揃い切っていないプレイヤーなどに重用された時期もあるが、現在は修正され、全員がレアリティ相応の性能に留まっている。
一方で、同じく出自は量産型だが、紅蓮やシンのように、紆余曲折を経て現在はより上位のレアリティとして扱われているニケも少数存在している。
SR以上のニケと異なり、面談を行う事が出来ず、親密度や個別エピソードも存在しない。