「命令をお待ちしております。」
CV:石川由依
演:夏目まどか(舞台版)
概要
やや童顔なせいで分かりにくいが、意外にも身長は高く東京タワーに展示されていた等身大フィギアの大きさから察するに165cm~170cmと推定される【1】
なお検証によれば尻の大きさは117.5cmあるらしい。何というデカ尻・・・【2】
戦闘において優れた潜在力を発揮し、その戦闘能力はエリシオンの中ではトップクラスである。
仕事に私情は挟まず、どんなに気にくわない相手であろうとも任務を優先して不必要な争いは避けようとする等、初対面の相手とでも問題なく仕事をこなせるタイプだが、友人関係を築こうとすると一転してかなりの難物。
今や親友同士と言っていいアニスとの関係性も、(主にアニス側が)多大な努力と時間を費やした結果のものである。
作戦行動中は良きまとめ役であり、慎重派のアニスと積極派のネオンの間で良い具合にバランスを取ってくれ、2人の意見も適宜拾いつつ状況に応じて的確な提案を行い指揮官をサポートしてくれる。
出番の多さも含め、マリアンと共に立ち位置としてはメインヒロイン的なキャラとも言える。(twitter、Youtubeの公式アカウントアイコンもラピである)
基地に於いても指揮官を良く支えてくれる……を通り越して、実質的な基地の管理者となっているが、あくまで自分はサポートであるという一線は引いており、問題と思われる事項は指揮官の指示を仰ぐなどきちんと指揮官を立ててくれるあたりは良き女房役である。
学校を出たてで規則や手続きに疎い指揮官に代わり事務作業の大半を請け負っており、その他基地内の治安や風紀の維持にも心を砕いており、過労が心配になる。
「ニケとはなにものか」という事に悩むラピにとってニケを「人格」として扱う指揮官の人柄は好もしいものである一方、それがもたらす政治的危険を恐れて諫める言葉も度々出るなど、指揮官の人柄と現実との両立に心を砕いている。
エイプリルフールイベントでは「指揮官をやめてほしい」と言いそうになったが、単なる四月馬鹿なのか本心が漏れたのか判別しがたい。
若干ワーカホリック気味のようで面談内の会話では、何か趣味を持とうと思うがどうすればいいかを指揮官に相談する姿も。
ちなみに、割りと幽霊が苦手なのか面談の際等に怪談話になると、(わかりやすく取り乱しこそしないものの)状況から逃げようとする姿を見ることができる。
なおこのゲーム、ミニエピソードなどで怪談ネタがかなり多い。
武器
アサルトライフル『ミリタリア』のモデルはファミ通の取材リポートによると、ベルギーのFNハースタル社が開発した『FN SCAR』をベースにしているとのこと。
銃身全体を放熱効果があるヒートシールドで覆っており、上部のピカティニー・レールにはVortex Optics社製のRAZOR AMG UH-1に似たホロサイトを搭載している。
また下部のアンダーバレルにはアメリカのコルト・ファイヤーアームズ社が開発した『XM148』に似たグレネードランチャーが搭載されており、スキル発動時に使用する。
銃器のカテゴリーはグレネードランチャーであるがゲーム内ではミサイルと表記されている。
性能
レアリティ | SR |
---|---|
クラス | 火力型 |
コード | 灼熱 |
武器 | アサルトライフル |
バースト段階 | Ⅲ |
パラメータ
HP | 252,742(Lv.160) |
---|---|
攻撃 | 12,982(Lv.160) |
防御 | 2,122(Lv.160) |
火力型らしく攻撃力を高めるスキルが揃っているが、第二スキルの「ミサイル」に「挑発」の効果が付随しているのが少し厄介。
その性質上必然的に攻撃が集中しやすくなる一方、生存系のスキルは持っていないため、適切にハイドしなければ被弾が激増してしまう。
そのため自動戦闘でお任せしているとダメージが嵩みいつの間にか戦闘不能に陥っていることも多いが、手動戦闘で適切にハイドすることができれば、チーム全体の被弾を一手に引き受けながら自身も生存し続けるタンク役になりうる。ゲーム序盤であれば敵の攻撃力がまだ低い事もあり、優秀なダメージ源として立ち回れる。
一方で、ストーリーが進んできたり、高難度コンテンツ等では挑発スキル+SRならではの低ステータスで戦闘不能になる事も良くある。
バーストスキルが優秀なだけに、挑発スキルがやはり厄介となってしまう。
また、武器が汎用性の高いアサルトライフな上、SRキャラなため成長率が高く、ストーリーキャラな立ち位置な為、プレイヤーの一部はいわゆる「推しキャラ」的に、ステータス値関係無しに必ず部隊編成していることも。
コスチューム
通常版を除いて現状二種類存在する
ゲーム開始すぐ(具体的にはチュートリアルを1-4までクリアして10連ガチャを引けるようになったあたり)から手に入るスキン。
所謂「色違い」版であり、普段の黒と赤を基調とした服装から真逆の白と青を基調とした服装になっているため、デザインこそ同じだが与えてくる見た目の印象は大きく異なる。
その仕様上指揮官達にとっては最初に手に入るスキンでもあるが、本作品のシステム上、スキンの所持やどのスキンを適用するかによるステータスの上下等は一切無いため、ラピのスキンをどちらにするか悩むのは最初期にどの指揮官も通る道である。
2023年夏イベントにお披露目されたスキン。
ラピらしい競泳水着に似た水着を着ており、またいつも被ってる帽子も脱いでいるため、より少女っぽい見た目となっている。
……が、股間部分がかなりえぐい角度で食い込んでおりスーパーハイレグと表現するべきかもしれない。
肩紐からバストも引っ張られて伸びており、競泳水着のイメージにあるすっぽり身体を包む着こなしとは異なる様子になっている。
後でカウンターズ3人娘が水着交換をした際、アニスがこれを着ても問題なく入ったという話があるため、元より伸縮性のよい素材で、ゲーム中の様子通り引っ張って着込むのが前提の設計らしい。
夏イベント期間中は入手手段が無く、イベント画面でのみ閲覧が可能となっていたが、イベント終了直後のアップデートによって開催された、ログインボーナスにおける最後の報酬として入手可能になった。
入手のためには21日間ログインを行わなければならない(※)が、それさえすれば誰でも無課金で手に入れることができる。
なお、仮に入手できていなかったとしても、他のスキン同様に持ち主であるラピのステータス画面もしくは図鑑のラピのページの左上にある「VIEW MODE」から閲覧することは可能である。
※:開催期間は27日間なので一応若干の余裕はある。
しかし現状同様に「ショップで購入」以外の入手方法であるスキン達の復刻はまだ無いため、逃してしまった場合は再入手の機会があるかどうかは不明。
余談(一部、ネタバレ要素含む)
希少な複数の無料スキン持ち
水着スキン(クラシックバカンス)の実装によって、現状スキンを持っているニケの方が少ない現状であるにもかかわらず、複数のスキンを持つという希少な存在になった。
複数スキン持ちのエマや、スキンとは別に期間限定の別verキャラとしての実装もされているネオンやルピーもいるので、複数種類のスキン(見た目)を持つ者として考えれば唯一の存在ではないが、キャラの入手およびスキンの入手を全て無料で行えるという意味では唯一の個性と言えるだろう。(スキンの実装は頻繁に行われており、複数スキン持ちは徐々に増えているものの、無料で衣装が複数実装されているのはラピのみ。)
流石はメインヒロインの貫禄と言うべきだろうか。
SSRになれない?
一方で、カウンターズとしてメインチャプターでは良く登場する物の、イベントでは端役が多い。(まあ、他のキャラを活躍させるため仕方のない事ではあるが。)そして彼女のSSR化に関しては1.5周年になっても無かった。アニスとネオンは一足先に水着実装でSSRに昇格している。SSRのステータス上、SRよりは活躍出来る場所は多くなっており、編成にも組み込みやすくなった。一方同時期にラピには上記の通り無料配布で水着スキンが実装されたため、水着実装でのSSR化はほぼ絶望的となっている。無論、ニケには他にも衣装キャラがいたりするので、チャンス自体はあるのだが。(バニーガール、メイド、浴衣、クリスマスなど。)一応、一周年で実装されたキャラはラピに密接に関連する物の、ラピ本人では無いためノーカウントであろう。
なお、GameWatchのインタビューでラピおよび、カウンターズのSSR版が開発中と言うインタビューが掲載された。外部リンク
2024年10月に掲載された記事を見る限り、カウンターズのアニスやネオンのパワーアップも検討されているようだが、実装までにはまだ時間がかかりそうである。ラピのファンはその時をじっくりと待とう。
覚醒フラグ?
内容はネタバレに抵触するので伏せるが、とある事情によってパワーアップを行う描写がメインストーリー中に描かれたこともある。
ただし、(よくある展開ではあるが)パワーアップによる反動は非常に大きく、色々な意味でその内容は伏せなければならないものであり、ラピにとってもそれ以外にとってもまさに文字通りの【切り札】である様子。
特殊な肉体
とある事情によって記憶消去されることが決まったラピであるが、その際に本来ならばニケ達が問答無用でされてしまう外部からの記憶消去の影響を、全く受けないということが判明。
しかしそれは本来ならばイレギュラー極まりないことであり、物語の根幹に繋がりそうな秘密であったり、仲間達は記憶を消されること無く再会できたことに喜ぶもののその事実は隠しておいた方がいいと考えるなど今後のラピ達の活動に大きく関わりそうな出来事であった。
しかし、そんな彼女が真っ先にやったことは「ちょうどそのタイミングでやってきたいけすかないメスガキを記憶が無いことを言い訳に侵入者扱いして腹部へ問答無用の回し蹴りを叩き込み肋骨をへし折る大怪我を負わせ(※)(※※)、病院送りにする」ということであった。
直前までのシリアスな感じが一気に吹き飛ぶギャグシーンであり、それまでも度々登場しては主人公達へと自分勝手かつむちゃくちゃな言動をしていた彼女に対してのその攻撃には、スカッとした気分になったプレイヤーも少なくはなかった様子。
なお、後にバレたときには仕返しをされてしまうことになったが、何とか切り抜けたうえに、元々主人公達との仲が悪かったため、この件での彼女からの恨み言も大した影響は無かった様子(寧ろこの件によって主人公達の有能さを見た彼女は度々主人公へ上から目線で協力を要請しては主人公が断るという展開が増えていった)。
※:ニケは人間に比べて身体の大部分が機械化されているため、単純に重量があるだけでなくパワーも遥かに強い。
そのため、本来ならばこのような事態は大変危険なのでニケは人間に危害を加えられないように設定されているのだが、それも無視した一撃であった。
(この時の一撃は『記憶消去されていてシュエンの記憶が無く、シュエンを前線基地に勝手に入った不法侵入者と認定しちゃったから』という表向きの理由を作っていた。)
むしろ、内臓破裂等の甚大な被害を受けることなく、肋骨の骨折だけで済んだのは奇跡だったのかもしれない(あるいはその程度で済むようにラピが加減したのか)。
※※:なお「記憶消去処置が効かない」「精神束縛が効いていない」という案件は、ラピは、ニケ製造に関わる「ある要素」が欠落しているという可能性につながっていく。
関連動画
声優インタビュー
コスチュームをご紹介 - クラシックバカンス
関連タグ
カウンターズ(勝利の女神:NIKKE)…現在ラピ達が所属している部隊。
アニス(勝利の女神:NIKKE)…同じカウンターズ所属の仲間であり、親友。
任務の際には異なる視点から物事を見ることができる相手として、背中を預けられる存在として信頼しているものの、アニスの普段のだらしなさなどには呆れており、面談の際には度々指揮官にアニスの言動について相談を持ちかけるほど。
マリアン(勝利の女神:NIKKE)…同じカウンターズ所属の仲間であり、ラピ達の現在の指揮官にとっては初めての仲間であるニケだったが……?
ネオン(勝利の女神:NIKKE)…マリアン撤退後に加入した同じカウンターズ所属の仲間。
メンバー内では末っ子気質でアニスと騒いだり、待遇上暗くなりがちなカウンターズにおけるムードメーカー。
一応本人曰くスパイらしいのだが初対面から自分でそう名乗っているため、ラピも特に不審な目では見ていない。
プリバティ(勝利の女神:NIKKE)…自称ラピのライバル。
メインストーリー中も話の都合で何度も立ち塞がってきた敵ではあるが、ストーリー上で語られる限りラピとの戦績では負け越している様子。
ラピが記憶消去されたと聞いたときにはそれを利用して自分の方が上だと戦績を改竄しようとするなど小物臭い一面も。
アブソルート(勝利の女神:NIKKE)…ラピと同じ企業に作られたニケ達による部隊であり、元々ラピが所属していた部隊。
それ故に制服のデザインがラピと同じ。
リーダーであるウンファは元メンバーであるラピのことを「裏切り者」と呼ぶなど一見険悪な関係に見えたが、実力は認めているようで合同作戦の際には「あること」に気づいたときに密かに話し合う等、元仲間だからこその信頼を強く感じさせるほど協力しあっていた。
他のメンバーもラピとの再会を喜んでいるなどウンファからは「裏切り者」という呼ばれ方をされていた割にあまり険悪な関係ではない様子。
ヨルハ二号B型……同一CVのアンドロイド。後にコラボも実現した。
ルシア……同一CVの機械系キャラ繋がり。主役並びに赤基調も共通だが、近接攻撃特化である。