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放送局概略

愛媛県を放送対象地域に地上デジタルテレビジョン放送(2011年7月24日までは地上アナログテレビジョン放送)を実施している特定地上基幹放送事業者。

開局当初の正式社名は株式会社伊予テレビだったが、略称のITVからとったあいテレビが県民に浸透し、正式社名も株式会社あいテレビになった。

JNN系列最後発局でJNN系では数少ない平成新局でもある。

毎日放送との関係が非常に強い。

ニュース系列JNN
番組供給系列TBSネットワーク
略称ITV
愛称あいテレビ
コールサインJOEH-DTV
リモコンキーID6
親局松山 21ch

番組編成

愛媛県3番目のテレビ局で1992年10月の開局時に南海放送テレビ愛媛から当時放送されていたTBS系番組が7対3の割合で移行。同時に一部のテレビ朝日系番組が南海放送より移行している。

翌年4月に南海放送から「サンデーモーニング」が移行。1993年10月に「すてきな出逢い いい朝8時」(毎日放送制作)が移行して南海放送からの番組移行が完了。

1995年4月1日に愛媛朝日テレビが開局したことでテレビ朝日系の番組を愛媛朝日テレビに移行させた。以後他系列番組ではテレビ東京制作のドラマのネットが多い。

セントラルキャスティング方式

2006年6月から2013年9月まであいテレビが「セントラルキャスティング方式」による番組配信を行った。これは中国放送(RCC)に番組配信マスターとCMバンクを設置し、両社で共有する方式である。これによりマスター管理によるコストを削減できた。

このシステムはNTTコミュニケーションズ専用線サービス「ギガストリーム」を使用していた。

しかし、この運用を開始して間もなく、NTTデジタル回線の使用料が固定化され、コスト削減のメリットがなくなってしまい、他県の系列局にマスターがあるデメリットが残ってしまった。そのためあいテレビは本社内にデジタルマスターを設置し2013年9月30日に運用を開始した。

これにより「セントラルキャスティング方式」が7年3か月で幕を閉じた。

一般的に放送局のマスター設備は10〜15年前後で更新されるが、この「セントラルキャスティング方式」の運用に関連する一連の出来事から、あいテレビは地デジ化によるマスター共用開始から僅か7年程で自局内新設という形での設備更新を余儀無くされており、2010年代後半から2020年代初頭にかけてJNN系列が設備更新していく中、2023年現在もこの時新設したマスターを運用している。その為、更新後の各局の多くが対応した番組別のカスタム仕様の時刻表示が未だ実装できない状態で、一部番組では本編中の時刻表示位置の移動でテロップ被りを防いでいる状態となっている。

この局に関するデマ

 プレバト!!を放送しているTBS系列局であるため、同番組に出演している夏井いつきはこの局から中継される形で番組に出演している、というデマがあり、なぜか信じている人が多い。それが嘘であることは、夏井氏自身がご自身のブログ記事で明言している。この番組はMBSが制作している。

外部リンク

公式サイト

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