概要
カウンターストップを略した言葉で、主にゲームなどで用いられる。
ゲームのスコア、パラメータ等の数値が上限に達する事をカウンターストップと呼ぶ。これはゲーム内での数値の上限値が決められている事から、どのゲームでも基本的に起きる可能性は有る。
多くの場合はカンストしないような上限値を定めている場合が多いが、想定外のプレイやチート行為などで数値が上限値に達してしまう事がある。この時に「その数値よりそれ以上増えなくなる」というパターンと「0、またはマイナスからカウントされる」(オーバーフロー)のどちらかの現象が起きる事になる。
後者のパターンの場合はプレイヤーが不利益を被る事がある他、バグの原因にもなる。
これはゲーム内の変数が2進数(バイト)で管理されているのが原因であり、大体の場合は利用する数値の想定範囲(999まで、等)に応じてバイト数を決定するのだが、そのバイト数で表現出来る上限を超える事により桁あふれが生じ、数値が0からになったりマイナスからになったりするという事である。
0未満の場合,0やミス(攻撃系等)として扱うことが多い。
ロールプレイングゲームにおけるHPやMPなどのパラメータはゲームバランスを考えてカンストの値が決定されている事が多いが、シューティングゲームなどのスコアは制作者側の想定値としての上限が決められている事が多い。その為、永久パターンなどが見つかった事によりスコアがカンストする、という可能性は十分に有るが、アーケードゲームの場合、そのようなゲームはゲームセンターから早々に撤去される運命にある。