概要
ラタトスク・フレスベルグ・ニーズヘッグの父親。世界樹ユグドラシルから生まれた存在であり、その半身でもある神。そのため世界樹内の移動や操作を可能とする。
彼に認められた者しかユグドラシルに入れないという。
ラタトスク達にそれぞれ別の任務を与えており、その任務を遂行した後には自害するように命じているなど、かのスルトを彷彿とさせるような残酷さを持っていると考えられる一方、親として、癒し手としてラタトスク達に優しかった過去がある。
心の葬り手
そして第8部7章にて、アスク王国・エンブラ帝国の両国念願の和平調印の儀にヘンリエッテの姿を借りてアルフォンス達の前に現れる。彼は人の心に入り込む力を持っており、対象が自身を認識するだけで憑依が可能になるという。それを利用し、アルフォンス達が知らぬ間にヘンリエッテを操ることで瀕死状態に追いやる毒を飲み込ませた。
ヘンリエッテの毒を解毒する方法を得るためにユグドラシルに入り込んだアルフォンス達がエイクスルニルの相手をするように仕向け、警戒がそちらに向かっている間に今度は召喚師に毒を打ち込んだ。
余談
元ネタは北欧神話に登場する「ユグドラシル」の別称の一つから。
→レーラズ